持久走 大地を蹴って 5分間マイペース走
4年生:持久走準備運動(写真1) 4年生:持久走大地を蹴って(写真2) 4年生:記録を振り返る(写真3)

 2日「別府大分毎日マラソン」で若林宏樹選手が2時間6分7秒で走り、初マラソン日本最高、日本学生新記録をマークしました。さて、記録更新といえば3日から西丘の持久走記録会です。初日は薄曇りのなか4年生が記録更新、昨年の「自分」に挑戦しました(下写真)。

持久走記録会 4年生持久走記録会 持久走記録会のねらいは「寒さに負けない強い身体と、持久力を養う」「自分の体力を知り、伸ばそうとする態度を養う」である。学習指導要領に基づいて、走る時間を低学年3分、中学年5分、高学年6分とした。人と競走するのではなくマイ、ペースを見つけて走ることを「めあて」としている。マイ、ペースとは1分間で走れる平均の距離のことをいう。1分ごとに同じ速さで走れるよう工夫し、「マイ、ペース」を伸ばす努力をすればおのずと記録は伸びるはず。4年生記録会は3日4限におこなわれた。

 誰がために音楽は鳴る(4年生) 4年生は音楽を5曲聴きながら1周140mのトラックを5分間走る。目指す走り方はもちろん「マイ、ペース」だ。ウォーミングアップ後(写真1)音楽が鳴ってスタートだ。担任の先生もその場で気持ちをひとつにして走る!曲が流れた。1分で1曲、1分のラップを刻む。先生「10秒前、1分経過!」♪スタートラインに立った今・・・始めましょう♪誰よりも早く、厳しいけど走った♪先生「10秒前、2分経過!」音楽が変わった。♪あきらめないでどんなときも 君ならできる♪カモン!カモン♪・・・「10秒前、3分経過!ラスト1分!」ここはゴールじゃない♪まだ終わりじゃない♪ 音楽が走りを後押しする。音楽は4年生のために鳴る。それだけじゃない。トラックの外側では保護者の方が優しいまなざしで応援され、子どもたちの背中を後押ししていただく。先生「10秒前、4分経過!ラスト1分!最後まで自分のリズムで走りましょう」。大地を蹴った(写真2)ラスト一周がんばれー。先生「10秒前、・・・5分!ゆっくり呼吸を整え歩いて戻りましょう」。冬空に自分の記録を振り返る(写真3)。

 校長 自分のペースを知り、繰り返し練習を続ける姿。自分のペースを一つ上げようとする前向きな姿。ペアの動きを観察する姿。きっちりと記録をとってあげる姿。子どもたちの一生懸命に走り取り組む「姿」にたくさんの声援がありました。西丘っ子は、これからも走り続けます。

   熱い思い 駆ける冬空 響く声