10月1日 お抹茶体験 × 昔遊び =三世代交流会に無我夢中!
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お抹茶体験(写真1) | かるた遊び(写真2) | あやとり(写真3) |
10月に入り、少し暑さが和らいできました。さて、和らぐといえば9月28日(土)9時40分開始の「三世代交流会」です。西丘小学校ランチルームでは5年ぶりとなるお抹茶体験(写真1)が復活し、あたたかな雰囲気に包まれました。また、多目的室では、かるた遊び(写真2)や、あやとり(写真3)、福笑い等、日本に古くからある遊びを通して心が和らぎました(下写真)。
三世代交流会 さて、茶の湯である。茶道は日本の伝統的な儀式で、亭主が客人にお茶を点(た)て振舞い、客人は亭主のおもてなしを受けてお茶をいただく。客人をもてなす茶道の精神は、現代の日本人のおもてなしの精神にも通じる。28日、客人が多目的室・ランチルームに集った。小さな出会いを大切に育てていくことで、人生の中での大きな出会いになることもある。三世代交流会の開始だ。
ひとつのテーブルに6~8人ほどの三世代が座る。簡単な自己紹介後交流が始まる。ランチルームでは、お茶の作法の説明を真剣に聞いていた。まず、懐紙の上に置かれたお茶菓子(お饅頭)を見つめる。すぐに口にほりこんではいけない。菓子切りを使って一口大に切り分けてから食べた。「あまーい」。うまさに顔がほころぶ。次にお茶を点ててみよう。お椀に入った抹茶に茶せんを入れてゆっくり混ぜた。次に茶せんを少し上げる。手首を前後にしっかり振って泡立てる。おじいちゃんおばあちゃん世代はすぐに泡立つ。子どもたち「全然泡立たなーい」と腹が立つ。おばあちゃん「こうするんだよ」、こうすると魔法みたいにすぐに泡立った。さすが年の功。お茶を飲むときにも作法がある。右手でお茶碗を時計回りに2回回す。ゆっくり口をつける。「にがーい」、「でもおいしーい」・・・、飲み終えたら飲み口を右手の一刺し指と親指でそっとぬぐうとスマートだ。「美味しく頂戴いたしました」。わいわいがやがや、各テーブルは三世代交流に無我夢中、小さな出会いが大きな出会いとなる。
校長 この三世代交流会には大きな意義があります。めあては「西丘っ子とお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんの三世代が顔と顔を合わせ一緒に日本の文化を通して仲良くなる」ことです。昔遊びを通してまるで親族の集まりのような空間がこの三世代交流会の醍醐味ではないでしょうか。この日のために計画から運営に至るまで尽力くださったPTAのみなさま、社会福祉協議会のみなさま、ありがとうございました。
つなぐ秋 三世代無我 夢中っ子