地震だ!避難開始 地震だ!運動場へ! 頭を押さえ走る!
そうじ時間:地震発生!!(写真1)

校舎外:頭を押さえ運動場へ(写真2)

運動場:無我夢中で走る!!(写真3)

 1月17日は、阪神・淡路大震災の記憶を風化させないように「防災とボランティアの日」となっています。豊中市内でも多くの小中学校がこの時期に避難訓練を実施しています。西丘小においても、いつ起こるかわからない地震に備えて「地震・火災避難訓練」を実施しました(下写真)。

地震・火災避難訓練 1月17日は ちょうど30年前の1995年の1月17日5時46分、大きな揺れとともに高速道路が倒れ、その横では大火災がおこるなど6千人以上の命を奪った阪神淡路大震災が起こった。あの震災から30年の時が経過した。私たちは震災でお亡くなりになられた方を追悼するとともに、「きずな・支えあう心」の大切さを次世代へ語り継いでいかねばならない。その時何ができるのか。命を守るために何をしなければならないのかを訓練を通じて改めて確認しておきたい。地震は必ず起こる。

 避難訓練開始 1学期の避難訓練は、「教室で授業を受けている時に地震が起こったら」を想定し避難経路を確認しながら訓練を行った。今回は授業時間外を想定した。13時10分「ゴゴゴゴッ、ゴー」の音が校内に流れた。地震発生だ。そうじ時間中である(写真1)。頭を守れ!各そうじ場所で児童は頭を守るため机の下にもぐったり、ちりとりなどで頭を覆ったりと、揺れがおさまるのを待つ。放送「今、危険個所を確認しています。児童の皆さんは次の放送まで静かに待機して、先生の指示にしたがってください 」放送「地震の揺れはおさまりました。家庭科室で火災が発生しました・・・。」今度は火事か。地震の後に火事はおきやすい。先生が近くにいなくても、自分たちで考えて運動場に頭を押さえ避難する(写真2)。無我夢中で走る(写真3)、夢中っ子。担任「○年○組欠席〇名出席者〇名全員います」、全員の安全を確認した。避難に要した時間は1学期の避難より早かった。5分37秒!時間短縮が命を守る。

 校長 想像以上に子どもたちは落ち着いて考えて行動、避難できていました。教室に戻った後は訓練を振り返り、困ったことやできなかったことの反省をもとに、自分の命を守るための行動について話し合いました。いつ来るかわからない地震に備えて、今後も避難訓練を行っていきたいと思います。

夢中っ子 走って逃げて 春支度