明日に公立一般入試を控え、3日後に卒業式を迎える今日3月10日(火)の3年生の予定は次のとおりだった。

 

1,2時間目:卒業式の練習(体育館)

3,4時間目:3年生を送る会(体育館)

5時間目: 卒業を祝う会(体育館)

6時間目: 一般入試の事前指導(教室)

 

【1,2時間目:卒業式の練習】

明後日の卒業式予行に向けての動き方の最終確認として、卒業証書の受け取り方、花束贈呈、送辞、答辞、卒業の歌、そして退場の動線の確認が行われた。

昨日も午後から2時間、式の練習は行われて、証書の受け取り方を代表がしていたのを見ていたが、そこは他人事、いざ自分がするとなって全然理解できていなくて指揮の先生に、叱られていた。大人と違って我が事にならないとそんなものだ。大人もえらそうなことは言えないが。

 

前任校は9クラスだったので裕に45分はかかったが、今年は6クラス、予定では30分ですみそうである。

「すみそう」なんて言い方は嫌がっているように聞こえそうだが、そんなことはあり得ない。

気がかりなのは、持病の腰痛が数日前からアブナイ。

 

証書授与はずっと起立して、礼をして、手を伸ばして渡して、一言添えてまた礼をする。

単純な運動なのだが、これがけっこう地味にきつい。昨日も鍼を打ってきた、不安が頭をよぎる。エアコンが今年度から設置されて環境はずっと良くなったけれども。

 

【3,4時間目:3年生を送る会】

執行部が1,2年生に良い会にしようと呼びかけ始まる。

3年生が入場し、ステンドグラスの披露。3年生から歓声が上がる。 《写真》

続いて、夜間学級の生徒さんからのお祝いメッセージが動画で流れる。

次は、各クラブの後輩から先輩へのメッセージと垂れ幕の披露。 《写真》

(時間超過で、生徒会担当の先生は気が気ではないだろう)

野球、女バス、美術、バド、男テニと続き、自然科学は新しく購入したというドローンをお披露目。

サッカー、女テニ、大道芸部は持ち技の披露も組み込んでいた。 《写真》

(ひとクラブ2分の時間設定は、ほぼ無視状態である。担当の先生の動きは必死)

更に、卓球、放送、男バス、水泳、吹奏楽、陸上、バレーと続き、廃部となったラグビー部は顧問の先生からのメッセージが語られた。

そして、最後はダンス部、ここでまたダンスのお披露目。

 

先輩後輩という関係を大切にした良い催しで、初めて見た私はいたく感動した。

同時に、部活動が3年後の夏で地域移行したら、ラグビー部のような寂しいものになるんだろうなと。そもそもこうした内容は変わってくるだろうし、中学校の中で先輩後輩といった関係性も薄れていくのだろう。海外ではないわけだし。そんなことを考えていた。

 

その後、1年生、続いて2年生の合唱コンクールの課題今日が3年生に送られ、3年生は卒業の歌を見事に歌いきった。しっかりとした大人の声での迫力で、きっと後輩の胸に届いただろうと思う。 《写真》

そして、締めのあいさつが執行部からあり、3年生は会場を後にした。

   

 

【5時間目:卒業を祝う会】

3年生だけで振り返る時間。

学年の先生たちが作ってくれた「3年間の思い出のビデオ」を、体育館で。

この時間は自由な場所に移動して見てもいいと。それだけで生徒らのテンションはアゲアゲだ。

あどけなさの残る写真を見て、3年間って大きいなと、いつも「思い出のビデオ」を見ると感じる。

生徒たちは、最初のうちはギャアギャア騒いでいたが、だんだんと最近に近づくころには大人しくなっていて、きちんと自分たちの足跡を振り返ったのだろうなと思う。

こういう「みんなで、リアルに」ということが学校なのだろう。

教員の報われる時間なんて、卒業式の日くらいだ。それだけで十分だ。

 

卒業は節目だ。竹は節があるからしなやかに折れにくい。

この節目を意味あるものにすることは、私たちの責任だ。

入試前日、今日一日を学校で過ごすよりも自宅で勉強している生徒がいるかもしれない。

事情は分からないが5時間目からやってきた生徒もいた。

何を大切なものと捉えるかを「価値観」という。

私は、LIVEが大切なのだと思う。これからの学校ではますます。

 

ところで、学年の先生たちが作ってくれた3年間の思い出のビデオの最後に『スタジオ 職人気質』制作というクレジットが流れた。

この名前は、28年前に七中で思い出ビデオを作っていた時の我々が使っていたものだ。

いつ暖簾分けをしたのだろう。思えばパソコンも進化して動画編集も一般化したものだ。

同僚の仲間とああだこうだと言いながら作った、費やした時間がとても懐かしい。