あるクラスの担任が学級通信の新年度号を見せてくれた。

ロウソクの絵の枠の中に3学期に「やりきりたいこと」「頑張りたいこと」をそれぞれ書かせ、熱意を炎で表した紙が貼り合わされている。いわゆる新年の初心表明といったところか。

せまい枠なのでたくさんは書けないが、6割以上の生徒が「勉強」であったり「成績」に関わることだったりを書いている。

学校は勉強するところだから正しいのかもしれない。いや、正しいのだ。

 

しかしながら、そんなにプレッシャーに感じているのだとしたら可哀そうな感じがする。「風邪をひかない」「自主性をもって継続する」「2年生としての部活をやりきりたい」なんていうのを見ると何となくホッとする。

 

今日は大阪府の統一テストである1,2年生のチャレンジテストだ。3年生は第四回実力テストを実施している。

それにしてもテストだらけだ。3年生は定期テストが5回、実力テストが4回、そして4月の全国学力・学習状況テスト、9月にチャレンジテストだ。

学校でやるテストだけでも実に11回。

やりっぱなしにしないためにテストを返しながら解説の時間も取るのだろう。

3年生で教えるべきことはどんな速度で教えているのだろうか。

日頃授業を見に行ってても、テストのために評価のために授業をしている感じがする。

そんなものだと言ってしまえばそんなものなのだが、テストに振り回されている学校である。

 

もはや公的な成績証明所である。

そりゃ子どもたちはプレッシャーもきつかろう、足も遠のくだろう。

テストの日には、普段は学校に来れていない生徒も頑張ってやって来て別室で受験している。

別室受験生の数はどの学年もテストごとに増えていて対応が複雑化してきているのが現状だ。

 

なんだろう、何かもやもやしているんだ。この違和感は何なんだろう。

きちんと整理できてない苛立ちなんだろうか、無力な自分に対する苛立ちなのか。

生徒の多くは真剣にテストを解いているんだからいいではないか。

 

早々にあきらめて寝てしまっている子を、テスト監督の先生は何を考えて監督しているのだろう。

その子がテストが終わったら部活動で元気だったらいいなと思う。