生徒会主催の朝のあいさつ運動は、先週から活動方針の一つ「お互いを知ろう ~多様性~」に沿って、いろんな国の言葉で挨拶をしている。

英語から始まって、韓国語、中国語、ネパール語、そして先週はフランス語で終わった。

夜間学級だけでなく、昼間の学級にもいろんな国からの生徒がいて、1年生には中国人の生徒もいる。

このあいさつ運動の取り組みが始まる前から、中国語でその生徒に挨拶したいと思って試みたことがある。

市教委お薦めの翻訳アプリ「VoiceTra」で練習して、ある日の朝、恥ずかしいので通りすがりに何気な感じで「早上好」と挨拶をした。

ニコッて微笑みながら気づいてくれて、「発音あってる?」て小声で話しかけたらうなずいてくれた。「通じた!!」。この歳でも自信になる。

実は、大学の時の第二外国語は中国語をとっていたのだが、発音の「四声」の音の上り下りができなくて単位がもらえず、後輩と机を並べた苦い思い出があるのだ。

今週は、スペイン語から始まり、ドイツ語、ポルトガル語、そして今日はウクライナ語だった。

難解だった。ネパール語と同様で文字をみても音とつながらない。カタカナのフリガナでなんとか発音した。

カタカナを読んでも舌を噛みそうなのだが、中学生は照れながらも素早いチラ見でもカタカナをスラっと読める、大したものだ。

いよいよ、この取り組みも明朝のイタリア語でおしまいだ。執行部も面白い企画を考え付いたものだ。

来週は、「第一回 四中 国際交流会をします」とお知らせが届いた。

君たちの活動は応援してるけど、照れが邪魔をするんだよ、本当は内気で苦手なんだ。