登校日になると、生徒の皆さんの顔を見ることができて、先生たちは本当にほっとしています。生徒の皆さんは、緊張とうれしさが入り交ざっているように見えます。今では、毎日の健康観察カードや検温を忘れる人は、ほとんどいません。5月の臨時休業中の登校日は、あと1回です。現在3分割で行っていますが、6月1日(月)から2分割になり、教室で過ごす人数が増え(20人程度)、さらに、学校で過ごす時間が長くなり、昼食も食べます。

 先週から、各教科のガイダンスが始まりました。1年生は初めて、ということもあり全教科ビデオ放送で行っています。いくつか、動画をアップしていますので参考にしてください。それぞれの教科の先生が、「どんなことを学んでほしいのか。」「どんなふうに学習していくのか。」「評価はどのようについていくのか。」などについて説明をしています。教室を見て回ると、皆真剣に話を聞いていて、中には、力強くうなづきながら話を聞いている人もいました。

 そして、どの学年も「学習の記録」を作成していますが、印象的な感想がありました。「1日でもさぼると次の日わからなくなっていたので、毎日やり続けることに意味があると思った。勉強を一言で表すなら、いかにぎっしりとしたレンガの積み重ねをできるかだとこの1週間で思った。」というものです。また、出された課題以外にも、自分で工夫をして+αの取り組みをしている人もいました。「STAY HOME」の間に、学習に真摯に向き合っている生徒がいることをうれしく思いました。

 下の写真は、「掃除をして乾かしているクーラーのフィルター」「手洗い場のポスター」「昨年の11月にPTAの方が植えてくださった花壇の花が今でも美しく咲いている様子」です。当たり前の日常が一日でも早く始まりますように。