8月25日号

どんな夏休みでしたか?

 夏休みの35日間、ほぼ毎日『猛暑』・『豪雨』・『新型コロナ感染拡大』のニュースが報じられていましたが、みなさまお元気で安全に過ごされましたか?

 7月下旬から8月の上旬まで40℃近くの気温が続いて、日中は屋外に出ることすらなかなかできませんでしたね。また、一旦雨が降り始めると同じ場所で数時間のうちに数100ミリもの大雨となり、洪水や土砂災害も起こりました。このような異常な状態が起こるのは、地球温暖化の影響が大きいと思います。環境に配慮しながら生活し、温暖化をなんとか食い止めていきたいものです。

 新型コロナの感染拡大は一向に収まらず、豊中市でも1000人近い新規感染者が出ている日があります。夏休み中に感染された方もおられたことでしょう。「7波は、一応ピークに達して、今後は少しずつ収まっていくのではないか。」と分析する専門家もおられますが、まだまだ安心できません。学校では、引き続き感染予防対策をしっかりと行い、2学期も元気に学校生活が送れるよう努めたいと思います。

一中の先生の『おもしろ科学教室』

 夏休みに入ってすぐの7月28日(木)、第一中学校の理科の先生たちによる5・6年生対象の出前教室がありました。事前の申込みはわずか3人。参加者が少なかったらどうしようと思っていましたが、当日の飛び入り参加がたくさんあり、全部で16人が参加しました。

 『ちりめんモンスターを探せ‼』というタイトルで、乾燥したちりめんじゃこの中に混じっているいろいろな生き物を探しました。1つまみのちりめんじゃこの中にタコ、イカ、エビ・カニの幼生、タツノオトシゴ、タイ、タチウオ…。1~2mm位の小さなものから、5~6cmぐらいの長さのものまで、とてもたくさんの生き物がいました。見つけた生き物は、ワークシートにどんどん集めていき、『ちりめんモンスター図鑑』の写真と照らし合わせて名前を調べました。

 約1時間のプログラムが終わるころには、どの子もモンスター探しの名人になりました。中には、小さいモンスター(カニの幼生)を何十匹もきれいに並べている子もいました。

2学期スタート

 2学期は、8・9・10・11・12月と5か月にも渡る1年間で最も長い学期です。真夏の暑さから真冬の寒さまで、気候もめまぐるしく変化します。運動会、秋の校外学習、芸術鑑賞会、学習発表会など行事も盛りだくさんです。また、どの学年も学力を高めていく大事な時期でもあります。8月の間に生活リズムを元に戻し、学習に集中して取り組めるようにしていきましょう。

 9月に入ると、運動会の練習も始まります。まだまだ残暑が厳しいので、熱中症が心配です。5月にもお知らせしたとおり、『コロナ感染予防より熱中症予防を優先』したいと思います。登下校、屋外での体育やそのほかの学習活動など、発声を伴わない場面では原則としてマスクを外すよう指導します。教室内でも、熱中症の危険がある場合にはマスクを外して活動させたいと思います。さらに、水分補給、休憩なども十分とりながら、活動を進めたいと思います。1学期にもお願いしておりましたが、たっぷりのお茶等を持たせてください。運動会練習が始まりますので、大きめの水筒(小さい水筒ならば予備の凍らせたペットボトル等)があれば助かります。スポーツ飲料も必要に応じて持たせていただいてもかまいませんが、虫歯予防の観点からはスポーツ飲料を飲んだ後にはお茶やお水でのうがいをお勧めします。

 帽子や汗拭きタオルなども毎日持たせてください。保冷・蓄冷グッズなども使っていただいてかまいませんが、けがの防止のためパーソナルファンは持ってこないようにしてください。

自習ノートをいただきました

 東京の自習ノート事務局から、全校児童に1冊ずつ『自習ノート』をいただきました。本当は夏休み前に配るはずでしたが、夏休みには各学年から出される課題がたくさんあったので、あえて2学期の初めに配ることにしました。

 表紙をめくると、罫線が引かれた16ページの大学ノートのようなページがあります。名前の通り、自分でやってみようと思うことを決めて、チャレンジしたことをこのノートに書き込んでください。調べ物もよし、詩や作文もよし。計算するのももちろんいいです。

 最後まで使ったら、ぜひ校長先生に見せてください。みんながどんなふうに使っていくのか、とても楽しみです。プレゼントを用意して待っています。