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【13中】終業式での話

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お早うございます。

 昨日の終業式は、オンラインで行いました。
 次のような話を生徒にいたしました。
この1学期、子どもたちは本当に大変な中でよく頑張っていたと思います。
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・今年は新型コロナウイルスのために、この1学期は皆さん本当に大変だったと思います。ウイルスの第一波は若い皆さんが行動を自粛することで大きく感染が拡大せずに、持病のある方やお年寄りの命を一定守ることができました。大人を代表して皆さんが行動を自粛してくれたことに感謝したいと思います。

ところが今、前以上に感染者数が拡大しています。でも今回は緊急事態宣言も出ませんし、学校は休校になりません。これは全国的に人の行動を止めてしまうと、外でお金が使われる機会が少なくなって景気が悪くなってしまうためです。

だから経済が悪くならないようにしながら、しかも感染を拡大させないように気をつけて生活する必要があります。今度は2つのミッションを同時に達成することが求められているのです。でも今のところそれはあまりうまく行っていなくて、感染は再び拡大しつつあります。

今、いつ誰がかかってもおかしくない状況になっています。1人ひとりが感染しないよう気をつけないといけないのはもちろんですが、夏休み中も十三中でも誰かがかかることを想定しておかないといけません。もし皆さんか、家族の方がPCR検査を受けることになった場合は、すぐに学校に連絡をしてください。皆さんが感染していた場合、その人の登校状況により学校全体が消毒のために2日ほど閉鎖となる可能性があります。連絡メールや市のHPで感染がおこったことをお知らせします。

もし自分がかかってしまったら、他の13中生にはどうして欲しいですか?「かかったん誰なん誰なん?」「あいつらしいで。」「えー最悪」などと口々に噂してほしいですか?そんなことは誰でも嫌ですよね。人が嫌がることはやめましょう、というのは幼稚園でも教わることですね。中学生的に言えば、自分がその人の立場になったとして行動しよう、それがその人の人権を守ることにつながりますよ、ということです。治ったらその人が普通の生活にスムーズに戻れるような環境を作れるのは周りのみなさんの力です。あたたかい十三中であってほしいと思います。

もし誰かがかかったら発症前2日間の行動範囲を詳しく聞き取り、保健所が濃厚接触者を特定します。その人と接触した時、マスクをしていたかどうか、距離をどれだけ取っていたか、などが大切なポイントとなるようです。濃厚接触者と特定された人たちは自宅待機となり、検査を受けてもらうために連絡が行きます。だから、感染がわかったあと1日連絡のない人は濃厚接触者ではありません。連絡がなければ、それ以降はそのことを心配する必要はありません。冷静な対応をお願いします。

感染に気をつける一方で、熱中症にも注意しないといけません。今日の学校だよりで熱中症の症状など書いていますので、クラブ活動時に体調に異変を感じたらすぐに先生に言って、早めに水分、塩分を取り対処するようにしてください。熱中症はすぐに命にもかかわりますので十分に気をつけてください。

今年は短い夏休みですが、充実した休みとなるように時間管理をしっかりとして過ごしてください。休み明けに1人も欠けることなく、皆さんと元気な顔で再開したいと思っています。
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以上です。長文失礼いたしました。