3学期始業式を行いました

 新年あけましておめでとうございます。

 今朝、登校してくるみなさんの顔を久しぶりに見て、とてもうれしく思いました。

 さて、令和3年(2021年)1月8日、3学期始業式を迎えました。今年度も残すところ3学期のみとなりました。そして、それぞれの学年のまとめの段階となりました。3年生のみなさんは、中学校生活3年間、そして義務教育期間9年間の締めくくりです。1・2年生のみなさんにとっても、次の学年へつなぐ非常に大切な3学期です。

 始業式にあたり、今まで話をしたことと重なりますが、あらためてがんばってほしいこと、それは気持ちのよい「あいさつ」をすることについての話をしました。朝の登校時、1学期よりも2学期の方が、全体的にあいさつの声に元気が増してきたように感じます。声は小さくても、マスクの下からにっこりと顔を見せてくれると、とても明るい気持ちになります。自分のためにも、仲間のためにも、それを聞いている周りの人のためにも、3学期は、さらにあいさつの上級レベルをめざしてください。

 生徒のみなさんが健康面、生活面など気になることがあれば、些細なことでも、担任の先生や、学年の先生、その他の先生たち、友だち、家族など誰でもいいので話をしてください。ほっとできる人との会話から、自分が気になっていることのヒントや元気、安心が生まれることもあります。

 連日、新型コロナウイルス関連のニュースが報道されています。学校生活においても、引き続き、毎朝の検温、マスクの着用、水道水は冷たいけれどこまめな手洗い、人との距離をとる、昼食時のおしゃべりは避けるなど、今まで私たちが取り組んできたことを継続していきましょう。また、最高気温も10度を下回る日もあり、寒い日が続きますが、換気も必要です。暖房と平行に換気もしますので、重ね着をするなど、それぞれに合った服装を工夫して防寒対策をしっかりとしてください。これら一つひとつの行動に、それぞれ理由があります。

 熱やかぜ症状があるときや、同居の家族が同じく熱やかぜ症状があるときは、家の人に伝えて、学校を休むようにしましょう。自分のためにも、周りの人のためにも大切な行動です。

 見えないものとの奮闘は続きますが、お互いに協力して、その中でも最大限できることを一歩一歩進んでいきましょう。制約があっても、知恵を出し合い、できること、創り上げていきましょう。さあ、3学期の始まりです。みなさん一人ひとりの力に期待します。