であいとつながりをもとめて    令和2年(2020年)1月8日

謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。 

 ねずみ
 いよいよ今年は、本校六中が73年の歴史に幕を閉じ、3月に「閉校」を迎え、4月には十中と統合されて新たに「庄内さくら学園中学校」として生まれ変わる年となりました。
昨年は、流行語大賞に、「ONE TEAM」が選ばれるなど、ラグビーブームが巻き起こりました。この言葉には、「出身地、文化、様々な生まれや背景が違っても、目標に向かって一致団結し、その違いを乗り越えて一つになる。」という意味が込められていますが、「自治の力と仲間づくり」と重なってくるように感じています。またテレビドラマの主題歌になり、バックによく流れていた曲に「馬と鹿」があります。これは、「逆境の中を一つひとつ進んでいく様をどうにか音楽にできないかと探っていた末にこの曲ができました。」と米津玄師さんが語っておられました。「逆境にあっても、そこでめげずに立ち上がっていく」というレジリエンスの高い子どもたちを育んでいきたいと思っています。そのためにも、まず私たち大人自身が、これから迎えるだろう様々な逆境?にもめげずに向かっていければと思います。

   馬と鹿   米津玄師
歪んで傷だらけの春
麻酔も打たずに歩いた
体の奥底で響く
生き足りないと強く

まだ味わうさ 噛み終えたガムの味
冷めきれないままの心で
ひとつひとつなくした果てに
ようやく残ったもの

これが愛じゃなければなんと呼ぶのか
僕は知らなかった
呼べよ 花の名前をただ一つだけ
張り裂けるくらいに
鼻先が触れる 呼吸が止まる
痛みは消えないままでいい

疲れたその目で何を言う
傷跡隠して歩いた
そのくせ影をばら撒いた
気づいて欲しかった

まだ歩けるか 噛み締めた砂の味
夜露で濡れた芝生の上
はやる胸に 尋ねる言葉
終わるにはまだ早いだろう

◆ 1・2年生は、さくら学園へどんな想いをつなぐのか。3年生は、1・2年生に何を伝え、残していくのか。六中生全員が生徒会として、一人ひとりが考え、行動することで自治の力になります。そして、それを誰かに伝えることで仲間づくりになります。伝え方や伝わり方はさまざまですが、そこに自分の想いがあれば、必ず誰かに届くはずです。そうやって、六中の想いや伝統を六中生全員で伝えて、仲間の輪を広げていきましょう。
 これは、「六中体育大会ザ・ファイナル」の生徒会パフォーマンスでのメッセージでし
た。六中閉校を迎える残り3カ月で、ここで語られた想いをそれぞれの学年で具体的に形にしていけるのかが問われてきます。今年度の生徒会スローガン「仲間と共につなぐ想い」を達成していくことで、六・十中両校生徒会があげた統合中学校のスローガン「一人ひとりが強いつながりをもてる学校」につながっていくものと思います。
さくら玉に込められた想いを新たな学校づくりに「自治の力を高め、未来をきり拓く」精神で、子どもたちとともに頑張っていければと思います。
今年もよろしくお願いします。

閉校行事について~閉校準備委員会より

 さて2020年がスタートしました。いよいよ我が六中が「閉校」を迎える年となりました。閉校準備委員会(学校評議員・PTA役員団で構成)では、「閉校」(Hey,Go!)に向けての取り組みについて話し合いを重ねてきました。現段階での「閉校行事」のイメージをここで紹介しておきたいと思います。在校生はもとより、卒業生、保護者の方、六中への思いをもつ地域の方々にもぜひ参加していただければと考えています。

閉校式典
 日 時 : 3月21日(土) 10:00~
 会 場 : 六中 体育館
 内 容 : ① オープニング演奏  ② 主催者あいさつ  ③ 来賓あいさつ        
      ④ 六中の歴史をふり返る「伝統をうけつぎ 未来をつくる」
      ⑤ 校旗返納  ⑥ 生徒会アピール  ⑦ 校歌斉唱

 

Hey,Go!イベント(PTA主催)
 日 時 : 3月21日(土) 14:00~17:00
 会 場 : 六中 西門より体育館テラス周辺を予定
 内 容 :現在企画中のイメージ
       ① 思い出カフェで語らおう! ② 映えスポットで写真を撮ろう! 
       ③ 夢や目標を描こう!  ④ 花壇の花つみ  ⑤ その他 

 

 本年もどうぞよろしくお願いします