であいとつながりをもとめて 令和元年(2019年)7月19日

「仲間と共につなぐ想い」で

 「六中ファイナルの年」と位置づけてスタートした本年度も、気がつくとあっという間に時間が過ぎ、1学期を終えます。みなさんは、この1学期をどのように総括するのでしょうか。この間、保護者の皆様にはお忙しい中、時間を調整していただき三者懇談を実施させていただきました。ありがとうございました。そこでは、1学期をふり返って、一人ひとりの生活面、学習面で、頑張って取り組んできたこと、まだまだ課題だなと感じてきたこと等を整理する時間をもつことができたことと思います。
 また今年の生徒会スローガンは、「仲間と共につなぐ想い」でしたが、これまで六中が大切にすすめてきた「自治の力と仲間づくり」の想いを新たな学校づくりにつなげていくために、今この足元から心を一つに取り組んでいこうというものでした。そんな想いは、どれだけ形にしていけたでしょうか。
 一つしっかり見せてくれたのが、3年生の修学旅行を皮切りに、2年生の宿泊学習(キャンプ)そして1年生の校外学習とつづいた校外での活動でした。何といっても、「全員参加」のもとで、しっかり活動に取り組めたという事実です。このことは、とてもすばらしいことです。しかし、日常の学校生活の中では、どの学年においてもまだまだ課題が多く見られると感じています。そのことをしっかり振り返って、今後につなげていってほしいと思います。また新たなチャレンジもありました。「ノーチャイム運動」と「ポロシャツでcool来る」の取り組みです。次につなげていく一歩をふみ出せましたか。

生徒会スローガン垂れ幕

 さて、夏休みに入ります。夏休みは自分の「自由度」が増し、自分の力で生活習慣をつくっていく決意と実行力が問われます。保護者の方にとっても、子どもと向き合う時間が増え、なかなか話ができなかったことをお互いに話したり、様々な活動を共にするチャンスと考えてもらえればと思います。しかし一方で「夏」は、さまざまな誘惑や危険な罠も待っています。生活に張りがなくなる中で、ふらふらと巻き込まれてしまっては取り返しのつかない事になってしまいます。子どもには、「信頼している」けれども「心配なんだよ」とのメッセージをしっかり伝えてやってほしいと思います。そして自分を見失うことのない、きっちりした生活を送れるように話をしていただければと思います。夏休みをどのように過ごすかは、2学期以降の学校生活に大きく影響してくるものと考えています。夏休みの目標や計画をたてるにあたり、学習や様々な活動等において「これは頑張る」といったことを、ぜひお家でも話し合っていただきたいと思います。2学期の始業式には、「元気な顔」を見せてくれるものと信じています。
 

「楽しかった十中との交流会」(1年)

 7月5日(金)、十中1年生と六中1年生の交流会をもちました。六中の1年生全員が十中に出向き、体育館にて仲間づくりをすすめるゲームやワークを合同のグループを作って活動しました。最初は少し緊張気味でしたが、それぞれのゲームが始まるとすぐに打ち解け、楽しそうに活動する姿がありました。
 「十中の子と仲良くなれて良かったです。協力するゲームが多かったので、より仲良くなれるきっかけになったと思います。十中の子が六中の子を引っ張ってくれて嬉しかったです。来年から一緒に学校生活を送るので、交流をきっかけに2年生から一緒に頑張っていきたいと思いました。これからも協力して楽しい学校生活を一緒に過ごしていきたいです。」(六中生)
 「交流する前は、『どんな人たちだろう?』と少し怖がっていました。でも会ってみてとても優しく楽しい人たちだとわかりました。レクの初めの方は、恥ずかしくて全然話せませんでした。だんだん時間がたっていくと、レクが楽しく六中・十中関係なくわいわい遊べました。」(十中生)
 「十中の体育館に着いたときに、最初は仲良くしゃべったり、協力してゲームをすすめたりしていけるか不安だったけど、一つ目のゲームが始まったときに、十中の子が六中の子にしゃべりかけてくれていました。そういうところを見て優しい人たちなのだと実感しました。私が一番楽しかったゲームは「ピンポン玉転がし」です。理由は全然うまくできなくて、失敗ばかりしていて、ずっとみんなで笑っていたからです。一番印象に残っていることは、六中生が十中の体育館を出ていくときに、拍手で見送ってくれていたことです。来年、十中と統合するときにみんなが楽しく残りの中学校生活を送っていくために、これからも十中と六中が合同で行事を楽しみたいです。」(六中生)
 「はじめは『六中生ってどんな人たちかなぁ…』と不安に思っていましたが、実際に会ってみたら、みんなとても明るく楽しかったです!!これはまだ1回目で、少ししか人の顔や名前がわからなかったけれど、これからもっと仲良くなれたらいいなと思いました。自分もみんなと仲良くなれるよう頑張ります。」(十中生)
 子どもたちの感想にあるように、六中生と十中生との出会いの一歩としては、とてもいい取り組みになったように思います。「いい出会い」をこれからの「深いつながり」につなげていってくれたらと思います。2学期には、秋の校外学習及びボランティア体験学習なども、一緒に活動する予定にしています。

十中との交流会① 十中との交流会②


 2年生も、1年生の時にボランティア体験学習など、一緒に活動する機会がありました。そして今年は、10月に行われる職場体験学習を十中生と六中生が一緒に取り組む予定にしています。すべての事業所に、合同のグループをつくって、お世話になることになっています。ここでも、大きな一歩をふみ出してほしいと思います。
 3年生は、7月2日に行われた高校の「出前授業」では、それぞれ特色ある授業に参加することができ、とても楽しく取り組んでいました。このことをきっかけに、進路を考えるスタートを切ったように思います。三者懇談でも、そのことを見据えた学習や生活のありようをふり返り、この夏をどのように乗り越えていけばいいのかの話をしてきたことと思います。また高校の体験入学やオープンスクールにも積極的に参加し、「自分が頑張れる高校」をしっかり感じとり、そこに向けての勉強をすすめていってほしいと思います。

ベルマークで扇風機を買いました

 昨年度をもって終了となりましたPTA施設厚生委員会で取り組んでいただいていたベルマーク。最終37,810.3点集まっていましたが、「ぜひ子どもたちのために使ってください。できれば統合中学校へ持っていけるものを」との声をいただいていました。
 そこで、これからの暑い夏を乗り越えていくためにと考え、大きな扇風機(右写真)を購入していただきました。(これなら統合中にも持っていける!)
暑い日の体育館等での活動で使っていけると思います。ありがとうございました。

扇風機

庄内さくら学園の校章のアイデア募集

 昨年は、新しくできる小中一貫の義務教育学校の校名についての「募集」があり、たくさんの応募の中から教育委員会で検討をされて「庄内さくら学園」と決まりました。校名が決まったので、今度は「校章」をどのようなものにしていくのかということで、「校章のアイデア募集」が豊中市教育委員会からかけられています。
 ここで決まった校章は、来年度統合されてできる「庄内さくら学園中学校」から使われていくことになります。
 ぜひ、新しくできる「庄内さくら学園」にふさわしい学校のイメージをもてるようなデザインをみなさんの感性で考えてほしいと思います。
  ◆募集期間:7月22日(月)~8月26日(月) 

参考までに六中の校章は

六中の校章

 本校の校章は、桜と若葉でデザインされている。桜は日本の国花であり、古来桜に寄せた日本人の心を表し、豊かな日本の自然を表している。若葉は、これから未来に向かってたくましい前進を続ける若さであり、強い生命力を表す。

庄内さくら学園の通学路を考えるために

 次年度、庄内さくら学園中学校への通学に際し、三国方面等から登校する生徒の通学路のあり方を考えるために、実際に歩いてみようとのことで、本校PTAが下記のとおり企画されました。関心のある保護者のみなさまは、ぜひ参加してもらえればと思います。
 保護者のみなさま
             第六中学校PTA会長 吉田 宣弘

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