(要約)

 入学式・始業式から約1ヶ月が経ちました。皆さんを見ていると新しい学年、新しいクラスで、新しい仲間との学校生活に少しずつ慣れてきている様子が感じられ、うれしく思っています。4月の始業式では、「こんなことにがんばりたい」とか「こんなことに挑戦してみたい」という自分自身の目標を持ち、その目標に向かって頑張ってほしい、というお話をしました。1ヶ月が経って、どうでしょうか。

 さて、今日は「ルールを守ろう」というお話をします。学校生活の中で、皆さんのまわりには、たくさんのルールがありますね。たとえば、ろうかは走らない、時間を守る、そうじをさぼらない、などです。では、どうしてルールがあるのでしょうか。学校の廊下を走ってはいけないのは、なぜでしょうか。そうですね。走ると自分が転んで痛いだけでなく、友だちとぶつかって、友だちに怪我をさせてしまうかも知れません。そして、時間を守ると、授業がスムーズに始まり、みんなが気持ちよく学ぶことができます。そうじをきちんとすると、教室がきれいになり、気持ちよく過ごせます。

 もし、これらのルールがなかったらどうなるでしょう。ろうかはぶつかる人でいっぱいになり、教室は汚れ、授業もなかなか始まらなくなるかもしれません。そうなると、学校は楽しい場所ではなくなってしまいます。ルールを守ることは、「自分を守ること」と「友だちを守ること」の両方につながっています。一人ひとりがルールを大切にすると、学校はもっと楽しく、気持ちのよい場所になります。そして、ルールを守れる人は、「この人は約束を守れる人だ」と思ってもらえます。友だちからの信頼も高まります。

 でも、ときどき「どうしてこのルールがあるのかな?」と思うこともあるかもしれません。そんなときは、理由を考えてみてください。きっと、みんなのためになる理由が見つかるはずです。「けがをしないためかな」「みんなが気持ちよく過ごすためかな」と考えることで、ルールの大切さがよく分かります。そして、さらにより良いルールにしていくために、自分の意見を持つことも大切です。

 今日からまた、ルールをしっかり守って、安心で楽しく過ごせる学校をつくっていきましょう。これでお話を終わります。