(要約)

 3月に入りました。学校の一年間は4月から始まります。ですから、この3月は学校の一年の最後の月です。授業中の皆さんの姿や廊下の掲示物を見ても、この一年で皆さんがたくさんのことを学び、成長してきたことがよくわかります。

さて、6年生の皆さんは卒業式が目前に迫っています。5年生から1年生の皆さんも今の学年がもうすぐで終わります。今、話を聞いている教室で過ごすのも、今の学級の仲間と一緒に過ごすのも残りわずかです。その一日一日を大切に、特に6年生の皆さんには、小学校生活最後の日々を大切に過ごしてほしいと願っています。

 この3月で大切にしてもらいたいことをお話します。それは、「感謝の気持ち」を表すということです。「感謝の気持ち」つまり、「ありがとうという気持ちを」言葉や行動で表して欲しいと思います。感謝の気持ちは、言葉で伝えるだけでなく、行動で示すことも大切です。相手の気持ちを考え、相手が喜ぶような行動をすることも、感謝の気持ちを伝えることにつながります。

 以前からお話していますが、学校での学びは教科書で学ぶことだけではありません。学校は、たくさんの仲間と過ごし、いろいろな人とどのように関わり合っていくのかを学ぶ場でもあります。この一年間、励まし、励まされ、助け合ったり、喜び合ったり、何かお世話になったり、時には注意し合ったり、いろいろな経験をしたと思います。皆さんの成長は自分の努力と同時に周りからの助けや励ましがあってのことを忘れないでください。

 残りの学校生活でどのような「ことば」を使うかが大切です。「ありがとう」のことばがあふれるように生活して欲しいと思います。「ありがとう」という言葉には、相手への感謝の気持ち、そして相手を大切に思う気持ちが込められています。この言葉を伝えることで、相手は嬉しい気持ちになり、あなたとの関係ももっと良くなります。一年のまとめの3月、周りの人への感謝の気持ちをもって生活して欲しいと思います。ぜひこの3月は「ありがとう」をたくさん伝えてください。友だちに、そして、先生に、家族の人に。感謝の言葉や行動は、自分も相手も温かい気持ちにしてくれます。