全校朝会(9月3日)校長のお話
(要約)
皆さん、おはようございます。今週から9月に入りました。2学期がスタートして、1週間が過ぎました。
始業式では、穀物や果物などの収穫が多くなる季節のことを表す「実りの秋」という言葉のとおり、この2学期は、いろいろなことに取り組み、充実した実りある毎日にして欲しいというお話をしました。そして、そのためにも、「努力を続けること」「友だちと助け合い、協力し合うこと」をお願いしました。皆さんはこの1週間、どのように過ごしましたか。振り返ってみてください。
さて、今日は、「自分から」というお話をします。皆さんには、何ごとにおいても「自分から」ということを意識して欲しいと思っています。「自分から」というのは、言葉のとおり、人に言われてからするのではなく、自分から進んで行動することです。
たとえば、挨拶も相手の人から言われた後にするよりも、自分から進んでする方が、気持ちが良いと思います。毎日の授業での学習の時もそうです。日々の係活動や当番の仕事、これから練習が始まる運動会などの行事の時も同じです。他の人に言われてしょうがなくやるのと比べて、いつも自分で考え、進んで行動して何ごとにも挑戦しようと思うと、そのあときっと気分が良くなると思います。他の人や先生に言われて、仕方なくやるだけだと、けっして楽しい思い出はできません。自分から進んで行動することで、本当の楽しさが味わえると思います。
そして、先生やおうちの人に言われずに、自分からできるということが本当の力です。前向きな気持ちで自分から進んで考えたり、行動したりすることによって、より大きな自信と喜びが得られます。一人ひとりがさらに大きく成長するためにも、「自分から」の気持を大切にしてほしいと思います。皆さんの頑張りを期待しています。