始業式(4月8日)校長のお話
(要約)
春休みが終わって、今日から新しい年度がスタートします。皆さんはひとつ上の学年に進級しました。進級おめでとう。また、昨日、入学式を行い、1年生の皆さんを迎えました。6年生の皆さん、入学式の準備やお手伝い、ご苦労様でした。さて、今日からクラス替えもあって、教室も変わります。新しい友だちや先生方との出会いがあります。きっと、全員が新鮮な気持ちになっていると思います。全員が進級した自覚をもって、心がけてほしいことを二つ、お話します。
一つ目です。皆さんは今、校長先生のお話をしっかりと聞いてくれています。このように、「人の話をきちんと聞く」ことがとても大切です。皆さんは、自分がどのように言葉を覚え、話ができるようになったのでしょうか。それは、皆さんが生まれた時から、周りの大人の人たちが、皆さんにたくさん話しかけ、皆さんは一生懸命、その言葉を聞いたからです。話を聞くということは、学びの初めの一歩です。そして、相手を大切にすることにもなります。皆さんが今、しっかりと話を聞いてくれていることで、校長先生はとても嬉しい気持ちになっています。新しい学年の始まりにあたって、あらためて、先生や友だちの話をしっかりと聞くということを心がけましょう。
二つ目です。学年が上がって、一人ひとりが、「こんなことに頑張りたい」とか、「こんなことに挑戦してみたい」という目標をもってください。たとえば、「勉強をがんばりたい。」「本をたくさん読みたい。」「人にやさしい自分になりたい。」など、いろいろあると思います。そして、少しずつでも良いので、その目標に向かって、頑張ってください。努力したことは、必ず自分の力になります。
最後にお願いがあります。他の学校から転校してきた友だちがいます。新しい学校で不安も一杯だと思います。学校のことをやさしく教えてあげてください。友だちを大切にして、仲間と力を合わせて、みんなが大きく成長してほしいと思います。先生たちも応援します。