(要約)

皆さん、おはようございます。12月に入りました。2学期最後の月、そして、令和6年、2024年の最後の月です。とっても暑かった8月から2学期が始まり、やっと涼しくなったと思っていたら、もう寒さを感じる12月になりました。以前の全校朝会でもお話しした「実りの秋」の2学期、皆さんは充実した実りある毎日にすることができましたか。そして、学校で充実した日々を過ごすためにも、友だちと助け合い、協力し合うことができたでしょうか。 今日は、友だちともっと仲良くなるために、大切なことを二つお話しします。

一つ目です。自分から行動することが大切だと思います。たとえば、自分から声をかけたり、一緒に遊んだり、話を聞いたり、時には勇気を出して助けを求めたり。そして、友だちのことをよく知ろうと努力することや、友だちのことを大切に思って行動することが、もっと仲良くなることにつながります。

二つ目です。言葉の使い方も大切です。今まで、誰かの言葉で傷ついたことがある人がいると思います。その時のことをいつまでもはっきりと覚えているという人もいるでしょう。言葉というのは、その使い方によっては、たとえば、はさみやナイフと同じだということを知ってください。はさみは紙や布を切り、ナイフは肉や野菜を切ります。そして、言葉は人の心を切ります。はさみやナイフを使うとき、皆さんはそれが切るものだと知っているので気をつけて使います。では、言葉を使うときに皆さんは気をつけていますか。自分の言葉で誰かを傷つけたことはないかを思い返してみてください。そして、言葉はその使い方によって、人の心を傷つけるということを忘れないでください。

皆さんには、自分自身を大切に思うのと同じように、友だちや周りの人のことを大切に思うことができる人になって欲しいと思います。

12月は2学期のまとめの月です。友だちと助け合い、協力し合いながら、残りの毎日を大切に過ごし、学習や生活のまとめをして欲しいと思います。