全校朝会(11月4日)校長のお話
(要約)
皆さん、おはようございます。今日は11月4日です。とても暑かった8月から始まった2学期も残り2か月間となりました。2学期は1年で一番長い学期ですが、既に半分が終わり、折り返し地点を過ぎました。もしかしたら、気持ちが少し緩んでしまっている人もいるかもしれません。あらためて、「さあ、頑張ろう」と自分の気持ちを引き締めて、いろいろなことに前向きに取り組んで欲しいと願っています。
そこで、皆さんに心がけて欲しいことをお話します。それは、「自分で考えて、行動する」ということです。先生やおうちの人に言われずに自分から進んで行動できるということが本当の力です。周りの人から指示されて動いたり、友だちの良くない行動に流されたりすることなく、自分自身でしっかり考え、行動できるようになってほしいと思います。そして、その力をいろいろなところで発揮して、さらに高めていってください。でも、ここで注意すべきことがあります。それは、「自分で考えて行動するのだから、周りの人は関係ない。どうでもよい。」では、駄目だということです。自分で考えて行動することは大切で素晴らしいことですが、それは周りの友だちに認められて、はじめて素晴らしいと言えるのです。皆さんは一人で学校生活を送っているのではありません。自分勝手な考えで自分勝手な行動をして、自分さえ良ければいいというのは、周りの人に迷惑が掛かりますし、自分自身の成長にも繋がりません。
学校は、たくさんの仲間と過ごし、人との関りを学ぶ場でもあります。人は人との関りの中で成長します。「自分だけ良ければいい、そのためなら何をしてもいい。何を言ってもいい」は、違います。学校では学級や学年など多くの友だちと生活していますが、そこにはたくさんの意味があります。励まし、励まされ、助け合ったり、喜び合ったり、工夫を発見し合ったりと、互いに学び合うことができるのが学校の良さです。「自分で考えて、行動する」を意識して、友だちと一緒に力を合わせて、2学期の残りの期間、一人ひとりが頑張りましょう。

