1970年代

1980年代 

1990年代 

職員による整地 2年学年練習 1年学年練習

  今年の体育大会は51回目を迎えます。半世紀の歴史を積み重ねた体育大会は(上写真 左から1970年代、1980年代、1990年代)、九中の誇れる伝統行事です。さて、今年の体育大会は、新型コロナウイルス感染予防のため九中史上初学年別での実施となります。今日は、第1回目の学年練習を運動場でおこないました。職員が安全に練習をするためトンボをかけてローラーで整地し、入場、開会式、ラジオ体操、団体競技等の練習(下写真 左から整地、2年生、1年生)をし、特に1年生は初めての体育大会なので、指揮の先生はより丁寧に説明をしました。3年学年練習

 学年別開催にあたって 日本で最初に行われた運動会は明治の初めである。学生だけではなくその地域の大人たちも積極的に参加し、運動会は、「健康安全・体育的行事」に位置づけられ、学校を中心とする地域社会の連帯を再確認するようになったのだ(ウィキペディアより)。豊中市立第九中学校体育大会は、半世紀をかけて、地域の方や保護者がたくさん応援してくれる体育大会に育っていった。

 その体育大会が、2020年開催の危機に直面する。九中の教職員生徒が約1000名、例年通り、ご来賓、地域、保護者の方にご声援をいただいたら、会場はゆうに2000名を超えてしまい、「密」は避けられない。熟慮検討した結果、今年は感染症対策を施し、九中史初の学年別でおこない、来校者は原則保護者2名のみの限定で開催することにした。

 校長「九中関係者の皆さま、本校では新型コロナウイルス感染症予防のため、第51回体育大会は、原則保護者のみの来場とさせていただきます。誠に申し訳ございませんが、ご来賓、地域の皆さまには、来年度通常開催が可能になりましたら、温かい声援を是非送っていただけたらと存じます。何卒ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします」

 第50回大会 昨年の結果 年優勝3組、2年優勝1組、1年優勝8組 

 昨年の第50回大会を振りかえってみると・・・3年生は、午後の部の「アラカルトリレー」を制した3組が、終始安定した競技運びで着実に点数を重ねていき優勝を果たした。2年生は、「棒引き」と「20人リレー」ともに2位に入った1組が栄冠をつかんだ。1年生は、8組が午後の部の「20人リレー」を制し、400mリレー(女)やスウェーデンリレー(男)でもトップでゴールしての栄光だった。

 つまり、団体競技が優勝の鍵となっているのは、歴史が証明している。今年の団体競技は、1年生が「アラカルトリレー」、2年生が「台風の目」、3年生は「大縄跳び」、全学年共通種目が「20人リレー」である。学年別大会になった第51回大会優勝の行方は、まだ誰も知らない。

青空に 51年積み重ね 伸びる四肢