西丘小学校 公開授業研究会(2/14)

豊中市立西丘小学校では、豊中市校内研究推進事業「情報活用能力の育成」を受け、

「どこでもだれでも取り組める教員のICT活用指導力の向上と児童の情報活用能力の向上」をテーマに、

令和6年(2024年)2月14日(水)に授業公開・実践発表・講演会を実施しました。

 

☆公開授業

3年・外国語体験活動で、宮嶋 真大 先生による公開授業が行われました。

 

 

How are you? What’s your name?

Do you remember color?  Who am I?

など、3年生とは思えない程、子どもたちは多くの受け答えを楽しんでいました。

 

また、聞き取ったアルファベットや振り返りを入力するなど、

随所でタブレットも便利に活用されていました。

 

☆実践発表

公開授業の後には、各学年からICT活用の実践発表がありました。

1年生 国語「なにに見えるかな」

2年生 算数・生活・国語・図工等「「発表ノート名人」になる!」

3年生 国語・理科・社会・特活等/日常生活場面「いつでもどこでも使ってみよう」

4年生 社会・国語「Microsoft365を使おう」

5年生 社会・国語「自分なりの使い方でiPadを活用しよう」

6年生 特活・学校行事「校外学習でICT活用」

  

  

西丘小は、校内研究推進事業の指定校となって1年目です。

各学年で、ICT活用を「やってみる」段階として実践を広げてきましたが、

SKYMENU・Microsoftなど、自然と系統立って活用されていました。

 

カリキュラム作りもスタートしており、今度チーム学校として研究が深まっていくことと思います。

 

☆講話

講演:「明日のICT教育」~次年度の研究に向けて~

講師:園田学園女子大学教授 堀田 博史 先生

堀田先生からは、はじめに各学年の実践をより深めるための助言やつまづきへのアドバイスについてお話がありました。

また、西丘小の児童や教員が高い水準で学びや教授活動を行えていることから、

「単元内自由進度学習(複線型の授業)」といった子ども主体の授業づくりや、

子ども自身のチェクリスト作成や探究のサイクルを繰り返し経験させることなど、

めざす方向性についての提案もいただきました。

 

☆栗林校長先生より

 

最後に、栗林校長先生から、西丘小のこれまでの実践紹介や堀田先生へのお礼のあいさつがありました。

西丘小では、情報モラルや情報リテラシー等について、担当者が各方面の研修会へ参加し校内で伝達講習を行うことで教職員が最新情報を短期間で吸収したり、ICT支援員による「支援員は見た!」により校内での情報共有が促進されたりすることで、活用が2学期より急激に進展しました。

先生方の子どもたちへの熱い思いが実現した、「チーム西丘」としての1年間だったと思います。

 

西丘小学校の先生方、年度末のお忙しい中、公開授業・実践報告をしていただきありがとうございました。

次年度も、質の高い教育の実現に向けて、研究を進めていただけたらと思います。