第三中学校 公開授業研究会(11/2)

豊中市立第三中学校では、豊中市校内研究推進事業「情報活用能力の育成」を受け、

「一人一台タブレットを活用した学びを深める授業 ~授業のハイブリット化~」をテーマに、

令和5年(2023年)11月2日(木)に公開授業研究会を実施しました。

できるだけ普段の授業の様子をみていただきたいという思いのもと、1年生~3年生まで数学・英語・社会・国語・理科・技術家庭と、様々な教科で、全10クラスの授業公開を行いました。

 

1年生の数学の授業では、発表ノートを活用して一人ひとりの考えを全体で共有しながらも、教師お手製のワークシートも活用するなど、紙媒体とICT機器を柔軟に使い分けていました。

英語の授業ではデジタル教科書を使いながら、AETの先生と活発にコミュニケーションを取りながら学ぶ姿が見られました。

 

社会では、一人ひとりが手元のタブレットで見たいところを拡大したり前に掲示されている画像を見たりと、自分で見るものを選び取りながら学習を進めていました。

国語では、古文の学習にタブレットを活用しながら取り組んでいました。一人ひとりがタブレットで調べながらワークシートに書き込んでいきます。

理科では、理科部の生徒がプログラミングしたソフトを活用して、反射の体験学習を行いました。

みんなで和気藹々としながらも、タブレットを使いデータをとっていく様子が見られました。

  

技術家庭では、メディアセンター(旧コンピューター室)防災アプリの開発を目標にして、課題に取り組んでいました。

様々な教科でのそれぞれの分野に合った授業を見せてもらいました。

 

どの授業でも、先生たちが無理なく、できることからを意識して、生徒と楽しみながら授業を進める様子が見られました。

<授業後の授業検討会では 5月に引き続いて 放送大学 倉澤 昭 客員准教授 をお招きし、SAMRモデルに重ね合わせながら、授業についてのご助言をいただきました。

タブレットの毎日の活用については、家庭との連携がキーとなるので、家庭とも連携しながらICT活用を進めていくことも重要だというお話をいただきました。

ワークショップでは、グループごとにお題について話し合ったものをタブレット端末に入力し、それについて倉澤先生が助言してくださるという形式でワークを進めていきました。

今日の授業は  豊中市版SAMRモデル  のどこにあたるのか、これからどこを目指してどんな取り組みを進めていったらいいのか、などをグループごとに前向きに話し合いました。

先生たち自身が校務の中でタブレットを活用することが生徒への還元のヒントになるということも実感する事後検討会でした。