桜塚小学校の取り組み

豊中市立桜塚小学校は、昨年度から豊中市校内研究推進事業「情報活用能力の育成」を受け、

  • ICTを活用した教科等横断的な学習の充実と主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業づくり
  • プレゼンテーション力の4つの力(しぼる、集める、整理する・考える、伝える)の育成

をめざして、研究を進めています。

今回は、令和5年(2023年)にリリースされた新機能「気づきメモ」を活用する様子を紹介します。

 

今回は6年生の社会科での活用の様子を見せていただきました。

事前準備として、自分で調べたいと思った偉人をタブレットを活用して調べて、発表ノートでプレゼンテーション資料にまとめます。

発表のときには、発表者は自分のタブレットを手元に大型モニターに映して発表します。

聞く側は、手元のタブレットで気づきメモを開き、発表を聞きながら分かったことや気づいたこと、疑問に思ったことなどをメモに残していきます。

 

「タブレットが手元にあることで友だちの発表への意識がそがれてしまうのではないか?」と思って見ていると、

その反対で、友だちのメモを見ることで「あーそういうことか!」と友達の気づきが発表の補足的な役割を担ってくれることでより発表の内容を理解できている様子が見られました。

また手元のタブレットを活用して、手元で友だちの資料を拡大して見る姿なども見られました。

 

気づきメモでは、学びの足跡を可視化することで、振り返りの質を高めることができる良さがあります。

その瞬間に感じたことを記録するだけでなく、その後にそれをグループで共有したりまとめたりすることもできます。

こうした発表などの時に活用すると、発表者へのコメント集としてまとめることなども可能になります。

 

新しいものを前向きに、自由に活用する様子を見せてくれた桜塚小学校の取り組みでした。

他にも、日々様々な授業でタブレットの効果的な活用を進め研究されている桜塚小学校の様子は桜塚小学校ホームページからもご覧いただけます。ぜひ一度ご確認ください。