学校だより第10号(刀根山小学校の取り組みに関心が寄せられています 熱中症対策について)
ともだちととともに ねばり強さと やさしい心で まなび合う とねっ子
刀根山小学校の取組みに関心が寄せられています
●【Apple社から取材を受けました(8月末、9月初旬に実施)】
豊中市から配布されている一人一台端末は、LTEタイプのiPadです。今回Apple社の方が、本校の教職員が熱心に授業実践に取り組んでいる姿に関心を示され、是非とも取材をさせてほしいとの依頼がありました。昨年度スカイ株式会社から取材を受けた際と同様に、今回も、校長とスマートスクール担当梅川教諭が、学校として数年にわたって取り組んできたICT活用の軌跡をお話ししました。来年の2月か3月ごろにApple社のホームページに掲載される予定です。
●【スマートスクール実現モデル校公開授業研究会(9月12日実施)】
先週木曜日は、お知らせしておりました通り、本校の「子どもたちが学び方を主体的に選び取る授業づくり」の研究テーマで、ICTを活用した授業実践の公開授業研究会を行いました。PTAのご協力で前日にクリーン活動として普段掃除できない場所をとてもきれいにしていただき、当日は気持ちよく開催できました。ありがとうござました。
豊中市はもとより大阪府下全域からも合わせて150名ほどの教育関係者の皆様が参加されました。本校では、一人一台端末が子どもたちに配布されたときから、まずは全教職員が利用に慣れることから始め、「少しずつ、無理なく」を軸において進めてきました。その結果、教職員はICTを活用することで授業展開に幅ができ、今や子どもたちが文房具の一つとして日常的にタブレットを無理なく活用している様子が見られるようになりました。今年度は、そのICTを活用しながら、「子どもたちが学び方を主体的に選び取る授業づくり」に重点を置いた取り組みを進めてきました。くわしい発表会の様子はスマスク通信でお知らせします。
当日は、参加者からは次のような感想をいただきました。
「4年生の個別で調べる学習では、子どもによって端末を活用したり書籍を活用したり、また端末に入力してまとめる子もいれば、紙にメモを取る子どももいて、子どもたちが学びやすい方法を自分で選んで取り組んでいる点、友だちのまとめを聞きながら自分の参考にしていたりする点がすばらしかった。」
「授業後の交流会では、刀根山小の皆さん一人一人が自身の学校の取り組みを自分の言葉で発信していて、学校全体で進められることがよくわかる公開だった。自分の学校でも参考にしたい。」
「どのメディアでどんなやり方で調べれば、自分の知りたい情報が得られるのかを学ぶことができる取組をされていて、教員だけでなく司書も連携して授業づくりをされているのも素晴らしいと思った。」
「自分がICT教育を推進する立場でいると、先頭を切ってICT機器を活用して授業をしていかないといけないというプレッシャーのようなものを感じるが、刀根山小学校のように使ってみたい先生を応援するサポート型のICT教育推進というのもいいなぁと思った。使いたい授業者もICT推進担当者も楽しく仕事が出来ていいなぁと思った。」
また、指導・助言者で2年間お世話になっている大阪教育大学の森田先生からも、本校の教職員が全員で取り組みを進めているからこそ、子どもたちが楽しくICTを活用できている大きな理由だと、全体会の場でお話をいただきました。
本校の取組みが少しでも豊中市内、大阪府内に広がればとても喜ばしく思います。
熱中症対策について
2学期が始まり3週間が過ぎましたが、日々危険な暑さの対策で悩まされています。昼休みの時間はほぼ毎日運動場での遊びはできない状況です。ひどい時は20分休みも遊べず、子どもたちは暑さの中で、外に出られない不満を抱える日が多いです。20分休みに外で遊ぶことが可能であったとしても厳しい暑さですので、高圧洗浄機の機能を有効活用し、大量のミストシャワーを運動場に散水しながら遊ばせています。走り回りながらシャワーを浴びる子、ずっとシャワーを浴びている子・・・それぞれですが、子どもたちは楽しみにしてくれているようです。
一日も早く暑さが和らぎ、過ごしやすい時期が到来することを心待ちにしています。
また、例年お伝えしておりますが、お子様には必ず水筒を持たせてください。水筒を忘れたり、水分がなくなったりした場合は学校のウオータークーラーで水分補給をさせています。ご家庭の判断で、熱中症対策としてスポーツドリンクを水筒に入れていただくことも可能としております。
よろしくお願いします。