学校だより(第12号)子ども主体の学びの充実へ 公開授業研究会
校内研究推進事業 子ども主体の学び充実へ 公開授業研究会
9月18日(木)、以前よりご案内しておりました通り、本校の研究テーマ「子どもたちが学び方を主体的に選び取る授業づくり」に基づき、ICTを活用した授業実践の公開授業研究会を開催いたしました。当日は、豊中市内の教育関係者約100名の方々にご参加いただきました。GIGAスクール構想により全国の学校に端末が整備されてから5年以上が経過しましたが、本校では、子どもたちが主体的に学ぶ場面を意図的に設け、ICTを効果的に活用しつつ「誰一人取り残さない」個別最適な学びと、友だちと協力しながら進める協働的な学びを往還的に行うことを大切にしています。研究会では、6年生2クラスによる公開授業、教職員による研究協議、そして山梨大学の三井一希先生によるご講演が行われました。
参加された方々からは、
「市内小中学校への発信力が高く、他校の参考になる取り組みだと思いました」「6年生の授業では、子どもたちが自分の考えをしっかり持ち、友だちと意見を共有しながら学びを深めている姿が印象的でした」「情報活用能力が系統的に身についている様子が授業からよく分かり、大変参考になりました」などの感想をいただきました。
また、三井先生からは
「教職員全員で取り組みを進めているからこそ、子どもたちの学びが深まっている」「今後は、子どもたちがどのように自立して学んでいくかが大きなカギになる」「ICTはあくまで手段であり、子どもたちが主体的に学び合う場面をこれからも大切にしてほしい」といったご助言をいただきました。
本校の取り組みが、豊中市内や大阪府内に広がっていくことを願っております。今後も、子どもたちが安心してICTを活用し、主体的に学びを深められるよう、教職員一同努めてまいります。ご家庭でも、お子さまとICTの使い方や学びについて話し合っていただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。