学校だより(第14号)ちがいを認め合い、じぶんらしさを育む日々
ちがいを認め合い、じぶんらしさを育む日々
日々の学校生活の中で、子どもたちが「じぶんらしさ」を発揮する場面がたくさん見られます。図工の時間に、同じテーマでもまったくちがう作品ができあがることがあります。ある子はカラフルに、ある子はシンプルに。どちらもその子らしさがあふれていて、先生たちは「すてきだね」と声をかけています。休み時間には、外で元気に遊ぶ子、本を読む子、友だちとおしゃべりする子——それぞれが自分の心地よい過ごし方を見つけています。こうした「ちがい」を受け入れ、認め合うことは、これからの社会を生きるうえでとても大切な力になります。
海外の学校では、「ちがいは力になる」という考え方が根づいています。たとえば、カナダのある小学校では、子どもたちが自分の文化や考え方を紹介する時間があり、「みんなちがって、みんなすばらしい」というメッセージが教室に掲げられています。アメリカの学校では、授業中に「あなたはどう思う?」と問いかけられることが多く、自分の意見を持つことが尊重されます。まわりとちがう考えでも、「それもいいね」と受け入れる文化が育っています。日本でも、少しずつ「同じでなくていい」「自分らしさを大切にしよう」という考え方が広がっています。
刀根山小学校でも、子どもたちが安心して自分らしく過ごせるよう、そして友だちのちがいを認め合えるよう、日々の教育活動を通して育んでいます。保護者の皆さまにも、ぜひご家庭で「ちがっていてもいいんだよ」「あなたらしくてすてきだね」と声をかけていただけたらと思います。
(写真は2年生の国語の授業です。おもいおもいに課題にむかう、音読をがんばる。自分らしい学習がいきています。)
登録日: 2025年9月25日 /
更新日: 2025年10月15日

