今月19日に豊中市のホームページにおいて、今年度の全国学力学習状況調査の豊中市の分析結果が掲載されました。 
 本校においても、児童の結果をもとに今後の改善について検討をしています。国語、算数、理科の平均正答率は、全国、大阪府、豊中市と比べていずれも良好な結果となっており、児童の日常の学習が生かされていると考えられます。しかしながら個々の設問においては、課題の見られるところもあり校内において改善の取組みを進めます。
 また、質問紙調査においては、大きく①教科を中心とした学力・学習状況に関わる設問と、②その他の学力や学習状況(学習習慣、自己有用感等)に質問されていました。①については、主体的・対話的で深い学びや、国語の学習活動の項目、②については、自己有用感や、向社会性の項目について、他の項目と比べると若干改善が必要と考えられる結果がありました。これらは、学力テストでは数値化できない、目標設定や意欲、協調性、自制心、と言った内面的なスキルとされる非認知能力との関連もあると考えます。本校においても、今回の結果を踏まえて、知識、技術だけでなく、引き続き児童の内面をはぐくむ非認知能力の育成にも取り組んでいきたいと考えています。