国際協力機構(JICA)による本校インクルーシブ教育についての視察

9月20日、17か国の開発途上国の行政官及び教員等がJICAを通じて、本校の支援教育の在り方「インクルーシブ教育の実践」を視察に来られました。参加国は、中央アメリカのベリーズ、セントビンセント・グレナディーン、大洋州のマーシャル諸島、フィジー、アジア・東南アジアのモンゴル、タジキスタン、ネパール、バングラディシュ、ラオス、スリランカ、東南ヨーロッパのセルビア、そしてアフリカ大陸のエジプト、エチオピア、ケニア、ナミビア、エスワティニ、レソトの17か国の方々です。

初めに、豊中市教育委員会の方から豊中市の障害児教育についての説明があり、そのあと、学校の紹介と本校のインクルーシブ教育の取組みをプレゼンテーションしました。JICAの通訳の方を介して熱心に聞いてくださり、たくさん質問やご意見もいただきました。

プレゼンテーションのようす

次に、校内を視察され、授業の様子を見ていただきました。体育館では、1年生が運動会での演技の練習中でした。できるところまでを見ていただきました。

体育館の視察のようす

音楽室では、3年生が今学習中のドイツ民謡と日本の茶つみの歌を披露しました。

音楽室での視察のようす

また、4年生は、交流の時間として4時間目に、今運動会に向けて練習中のエイサーの披露をしてくれました。また質問タイムや子どもたちからのプレゼントの時間もありました。

エイサー踊り

3年生では、各クラス質問タイムで来ていただいた方々の国のお話を聞いたり、歌をうたったり、また担任が子どもたちに向けて読み聞かせをしている場面を見ていただいたり、子どもたちからプレゼントがあったりと、いろいろな工夫が見られる交流がされました。

児童からの質問に答えるようす

読み聞かせを視察するようす読み聞かせの場面

子どもたちは、休み時間もたくさん参加者の方々に声をかけ、「やった、英語通じた!!」と喜んだりしながら、自然と交流の輪ができていました。

参加者の方々は、子どもたちや先生たちのおもてなしに対してとても喜んでおられ、また本校が一人ひとりの子どもたちを大切にした教育活動が行われていることにも感心されていました。

めったにない経験ができた一日になりました。

参加者の方々からはたくさんお土産もいただきました。学校図書館前に陳列しようと思います。

今回の視察の様子は豊中市教育委員会のツイッターにも掲載されています。ご覧ください。

集合写真