とねしょうかわらばん6月9日版(1年生「学校図書館」、4年生「国語・物語文」)

学校図書館では・・・

学校図書館には、学校図書館司書が配置され、教職員は各教科の学習に関係のある図書や読み聞かせ用の図書の用意を学校図書館司書に依頼し、図書が常に子どもたちの学習する環境にあるようにしています。写真の様子は、1年生の学校図書館での学習の様子です。1年生は図工の時間などで「あじさい」を学習教材として扱います。その「あじさい」にちなんだ1年生にぴったりの絵本の紹介を学校図書館司書がしてくれています。紹介のときに、実際に読み聞かせもしてくれます。図書に詳しい学校図書館司書からの読み聞かせは、子どもたちの心に染み入るように聞かせてくれます。読み聞かせをすればするほど子どもの言語発達は促進され、語彙力も増え、子どもの聞く力も向上します。

図書館での読み聞かせのようす

4年生、物語文「走れ」~のぶよの気持ちになって~

黒板の板書

この単元は、「物語を通して、中心人物の気持ちがどのように変化したのかをまとめ、中心人物に手紙を書こう」を大きなめあてとして学習を進めます。中心人物である「のぶよ(走ることに自信がない)」に対して弟「けんじ(走ることが速い)」が、運動会にお母さんが来てくれるよねと問いかけ、のぶよは「ん・・・たぶんね」と答える場面で、このクラスでは「・・・」について「のぶよ」のどのような心境を表しているのかにこだわり、グループで話し合いながら、学びを深めていました。また、学習の最後には、読み進めた場面において、自分たちが「のぶよ」ならどのような日記を書くか、「のぶよ」になり切って日記を書いていました。どの子もとても集中して日記を書き、担任が一人の子どもが書いた日記を読むと、それに感化され、「私も読んで!!」「私はけんじとのぶよ両方の日記を書いたから読んでほしい!!」など積極的な声が聞かれ、知的好奇心旺盛な子どもたちの様子が見られました。

児童が書いた日記