とねしょうかわらばん6月2日版(3年生習字、2年生マットを使った運動遊び)

3年生 初めての習字に挑戦

3年生は、初めて習字の学習にチャレンジです。普段は鉛筆やペンで文字を書きたいときにいつでもかけますが、習字はそうはいきません。まずは、硯、下敷き、文鎮、大筆・小筆の置き方を学び、次に筆で文字を書くために墨のすり方を学びます。墨をするためには、まず硯の海の部分に水を入れます。これがなかなか大変な作業です。スポイトのようになった水差しをギュッと握ってバケツの中に手を入れ、ゆっくり手を緩めて水を入れ込むのですが、この作業がなかなか大変。少ししか水が入ってくれません。何度もチャレンジしている様子は何とも微笑ましかったです。

水が硯に入ると、墨をすります。何度も硯の上で水を含ませながら墨をすります。どの子も一生懸命脇目も振らずに墨をすり続けました。

「墨をすって字を書くこと」という先人の苦労に触れ、子どもたちはどのようなことを感じたのでしょうか。

墨をするようす1墨をするようす2

2年生 マットを使った運動遊び

2年生の体育、今回はマットを使った運動遊びの授業です。皆さん、マットの並べ方にご注目ください。担任を中心に扇形を描くようにマットを並べています。

マット運動遊び

これは、教師が一点に立ち、すぐに全体の状況を確認することができる安全配慮の上で有効なマットの敷き方として知られています。マットや跳び箱運動は、どうしても他の運動に比べて怪我のリスクが高くなることから、いかに器具を配置するかがとても大切になります。

この時間の初めは、いろいろな「動物歩き」の活動をしていました。「クマさん歩き」では、腰を高く上げて歩くことで、腕の支持の力を養うばかりでなく、逆さ感覚(前転や逆立ち)につながる基本的な運動として重要です。また、低学年期は、学習指導要領で重視される各教科における「見方・考え方」で、体育科の「見方・考え方」では「動きを真似る」という活動もとても重要になります。「ワニ歩き」「ウサギジャンプ」など、それぞれの動きは器械運動につながる動きを養うと同時に「動きを真似る」という意味でも重要になってきます。

クマさん歩き