【個別最適な学びに挑戦】

2年生は、体育と算数で「サーキット形式」の学習に取り組んでいます。

体育では、「器械器具を使った運動遊び」で、跳び箱やマット等を使って、「腕で体を支える」「足でしっかり踏み切る」といった力をつけるために、ブースで用意された器具を使って、子どもたちが自分の体と相談して、できる技を楽しんだり、少しレベルの高い技に挑戦したり、自で学び方を選び取る学習を行っています。こういった学習を積み重ねることで、器械運動への抵抗感が減り、高学年の学習につながっていきます。

とびばこからの着地

踏み台の練習

とびばこ

マットを使った練習

 

算数では、「はこのかたち」の学習の初めに、5つのミッションを子どもたちに提示し、子どもが自ら考えてミッションをクリアしていく中で立体の基礎(辺や面の数、立体のでき方等)を学ぶという授業展開です。これまでであれば、教科書をもとに概念を学習し、実際に箱を作ってみて確認するといった学習が標準でしたが、子どもたちがそれぞれのペースで学びの場を各自で選び、時には友達と共同で学習を進めるといった「個別最適な学び」を展開しています。タブレットを各ミッションで活用し、学習した内容を画像に収めて、わかったことをメモをすることで、学んだことを手軽にファイリングできることもこの取り組みの魅力の一つです。45分間、子どもたちは目を輝かせながら個別学習・共同学習に取り組み、「先生、楽しかった。またこんなのやりたい」という大きなつぶやき声が教室で聞こえていました。

ミッション1「なかま分け」ミッション2「えらびとる」ミッション3「つくる」

ミッション4「タイムトライヤル」ミッション5「組み立てる」

立方体を組み立てる1

立方体を組み立てる児童2

立方体のようすをタブレットに書き込む児童