とねしょうかわらばん9月3日版(夏季休業中の教職員研修)
【夏休み期間 様々な研修を実施しました】
例年、教職員は長期休業期間中を利用し、普段の学期中にはできない研修をたくさん受講し、子どもたちの学びの保障や安全確保、よりよい集団作り等に役立てるよう尽力しております。
今夏も、校内研修会だけでも5テーマで研修会を実施しました。
●教科指導に関する研修
本校で体育科の教科研究を進めるうえで.複数年お世話になっている奈良教育大学の中井隆司先生にお越しいただき、ゲーム領域(高学年ではボール運動領域)のネット型ゲーム(3年生を対象として)の模擬授業をしていただきました。「みんなが楽しむことができる」ようにするにはどうするか、子どもたちが自ら思考して学びを進めていく授業を、中井先生が授業者、教職員が子どもたちになって実際に体験しました。模擬授業後は、中井先生の授業づくりのポイントや、教職員が疑問に感じたこと、授業づくりの工夫が見られた部分などを中井先生と一緒に協議しました。
●人権教育に関する研修
元豊中市立小学校の校長を歴任され、私(山地)が教諭の頃に上司(校長)であられた、西田益久先生にお越しいただき、講話をお願いしました。西田先生が長い教員生活の中で出会った様々な子どもたちとの関わりにおけるエピソードや、先生が大切にしてこられた人権教育の視点等、わかりやすい熱意溢れる話を存分にお聞きしました。
●防犯に関する訓練と研修
「20分休みに不審者が学校内に侵入」という想定で、インターフォンの対応、不審者の第1発見者の対応、子どもたちの安全確保と警察への連絡、警察が到着するまでに、いかにして不審者を子どもに近づけずに教職員で対応するか、教職員はそれぞれの分担で真剣に訓練を行いました。訓練の様子を警察の方に見ていただき、講評をいただきました。まだまだ改善しなければならない点も多いことがわかり、次の訓練に備えました。池田附属小の校長先生からもお聞きしましたが、防犯訓練は継続することが大切で、その都度見えてくる改善点を次の訓練に生かすことが大切です。
このほかにもICT教育推進に関する研修も実施しましたが、スマスク通信でお知らせします。
教育公務員特例法という私たち教職員のよりどころとする法律に「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。」と謳われています。子どもたちの学力保障、安心・安全の確保のため、私たち教職員は、「学び続ける教師」として日々努力し続けています。
写真は、教科指導に関する研修 中井先生の模擬授業の様子です。