SDGsテーマに討論会

10月31日(月)

 先週金曜日の5・6時間目に六年生が学級ごとに身近な事柄をテーマにSDGsとの関連を見い出しながらメリット、デメリットの両面から意見交換しました。

<六年二組学級通信から一部抜粋>

 討論会PART①-3「おやすならポテチとチョコどっちがいい?」

 金曜日の5時間目は、いよいよ討論PART①の最終章「おやつなら、チョコとポテチどっちがいい?」の討論でした。

 今回は、SDGsについて取り組んでおられる阪急・阪神電鉄の方と豊中市役所の方がいらっしゃいました。新田小学校の取組みとぜひコラボしたいとのことだそうです。みんな緊張していたようですが、両チームともにとても論点をはっきりさせて主張することができ、良い討論会ができたように思います。来られた方もほめられていましたよ。それぞれの良い所、SDGsの観点から見た課題がありました。6時間目は、阪急・阪神電鉄さんの作られたSDGsドリルを使って、自分たちにできることについてイラストにして考えました。

<六年四組学級通信から>

 

 

Weekly Action plan 全校で挑戦中!

10月27日(木)

国際交流委員会の児童が、NZアンバリ―と協働し取組みをすすめているWeekly Action plan。

校内TV放送に加えて、毎朝のNINE TVスタジオから校内放送で、「今日は、木曜日です。Paper saving day、かみを節約する日です。皆さん協力して頑張りましょう!」と呼びかけています。

また、中央階段2階のコーナーにある大型TVでもアナウンスして取組みへの気運を高めています。

  

 

日々の生活を見つめ直して・・・。 

10月26日(水)

 道徳の時間に、四年生は「いじりといじめ」、一年生は、「はしの うえの おおかみ」を題材に学習に取り組みました。
 子どもたちの日常生活においておこる言動等について意見を出し合いながら皆でしっかり考える大切な時間になりました。

 

 ※以下、学級だよりから引用
四年生
 道徳の学習では、「いじりといじめ」という文章をとおして、先週に引き続き、「いじめ」について考えました。
 お話は、授業中での出来事についてです。ある日の授業中、登場人物のまさるくんが先生からの質問にまちがえて答えてしまいました。そのまちがいがうけて、みんなはどっと笑います。まさるくんも、「まちがえちゃった。と大きな声で言います。このことに対して、「今の笑っていいのかな。」と問題提起するのがみかさんです。しかし、げんきくんは、「おもしろかったし、まさるくんは気にしていない。みんなにもうけたのだし、気にするほどじゃない。」と言います。
 授業では、この出来事に関して、自分自身はどう思うか、みかさんとげんきくんの考えに対してどう思うかについて考えました。「まさるくんはいやじゃないの?」「まさるくんは、どんな気持ちだったのかな?」という相手の気持ちを考えなければいけないという意見や、「いじりでも相手は嫌な気持ちになる。」「いじりがいじめにつながっていく。」というような「いじりといじめ」に関する意見が出ました。また、「人や状況によって変わる。」という意見や「だからといって、相手の気持ちが分からない中、決めてしまうのはよくない。」という意見など、いじりといじめに関して議論が白熱しました。
2回連続で「いじめ」について考えた道徳でした。いじめには四層構造があるといわれていて、周りで面白がっている人も見て見ぬふりをする人もいじめに関わっている人と考えられます。そこで、このいじめをやめさせることができるのは、自分自身であり、もし、自分の周りでいじめがあったら、またそれを知ってしまったら、迷わず相談する正しい勇気と判断を持ってほしいと思います。自分たちのクラスや学校を、いじめのない場所へ、一人一人が安心して過ごすことができる場所にするために、思いやりの気持ちを大切に、お互いのことを助け合いながら、ともに成長していってほしいです。

一年生
 道徳の時間に「はしのうえのおおかみ」について考えました。うさぎやきつねなどの自分より弱く体が小さい相手には「どけ!俺がとおる!」といじわるを楽しんでいたおおかみですが、自分より大きく強そうな熊はどんな相手にもいじわるをしない優しさを持っていました。その優しさをおおかみは実際に漢字、いじわるをするよりも優しくした方がみんなが楽しいと気づくお話です。
 このお話から、いじわるをして楽しむおおかみよりも、どんな相手にも優しくできるおおかみたいな人になりたいねという話になりました。また、普段の生活をふりかえってみて、いじわるを楽しんでいるおおかみのような行動はないか考えました。その中の一つに、遊びの中で、「やめて」と言われたのに、楽しいからやめずにしてしまったという、ふりかえりがありました。

 仲がよくなり、いい意味でも悪い意味でも遠慮なく関わるようになってきた二学期。仲が良いから、遊んでいるつもりだったではなく、相手がどのように感じているのかを考え、行動できるようになってほしいです。そして、おおかみのように、みんなが楽しく、気持ちよくすごす方が良いと自分自身で感じてほしいと思います。

 

 

韓国小学校交流スタート!

10月24日(月)

先週、木曜日に韓国の新龍山(シンヨンサン)小学校とESD(SDGs)協働学習がスタートしました。

まず初回は、双方の学校施設や教育目標等を英語で紹介しました。

基本、交流言語は英語となっているのですが、当面は、AETの外国語担当の先生の力をかりながら進めていくことになりそうです。

双方の学校紹介のプレゼン時は、とても緊張していた子どもたちでしたが、質問タイムでは、「カバンの中には何が入っているの?」といった質問が飛び交い、ランドセルに入っている「ドラえもん算数ドリル」を見つけた新龍山小の子どもたちが盛り上がってしまい、以降、言葉の壁はどこへやら!子どもたち同士で交流が進んでいきました。

 一気に盛り上がった後は、お互い、「楽しかったね。」のお礼の気持ちからか、大きな拍手が起こりました。

残りの3クラスもクラス毎に交流する予定です。

 

青空からビックなプレゼント!

10月20日(木)

 青空の下、あたたかい日差しにつつまれ校庭で理科の実験「日光の性質」をしていた3年生。

 突然、空に何やら模様が現れ始め、???実験どころではなくなりました。

 見守っていると、大きな○が出来上がり、続いて、その中に目が、そして口が。

「あれっ!」「あー、すごい!」「なんだろう!」「にこちゃんマークかなぁ?」「にっこりしてるよ!」

「やっぱりニコちゃんだ!」「やったー!」大拍手!

秋の空から、ビックなプレゼントに子どもたちだけでなく先生たちも大感激でした。

 

 

報告集会で決意あらたに! 

10月20日(木)

六年生が修学旅行を終え、平和の担い手としての決意を述べてくれました。

「私たち六年生は、10月6日、7日に広島へ修学旅行に行ってきました。広島駅に着いたら路面電車に乗って平和公園に生きました。
 平和公園に着いたら、すぐに原爆ドームが見えました。実際に原爆ドームを見て、原子爆弾の破壊力に驚きました。
 セレモニーを行うために、原爆の子の像をめざしました。原爆の子の像は、「つるにのって」の動画に登場していた佐々木貞子さんをモデルに作られた像で す。この像の前で黙とうをしたり、平和への祈りをこめて「広島の有る国で」の歌をうたいました。最後に、みなさんに折ってもらった千羽鶴をおさめてきました。『これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための』
平和への思いをこめて、一羽一羽、心をこめて折ってくれてありがとうございました。
セレモニーを終えた後、ボランティアガイドの方と一緒に平和記念公園を回り、資料や写真と共に、貴重なお話を沢山聞かせてもらいました。
これは「原爆死没者慰霊碑」です。慰霊碑の中には石のひつぎがあり、その中には原爆で亡くなったかたの名前が納められています。石には、「安らかに眠ってください。あやまちは繰り返しませんから」と書かれています。
これは「嵐の中の母子像」です。原爆という嵐から子どもを守る母親と、その母親に必至にしがみつく子どもの様子が表されています。
これは「平和の鐘」です。鐘の表側には「世界はひとつ」を望み、国境のない世界地図が浮き彫りにされています。実際に私たちも平和への思いを込めて、鐘を鳴らしてきました。
これは「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」です。戦争中に日本に連れて来られました。日本だけでなく韓国・朝鮮の人々も亡くなりました。
爆心地から1.5Kmのところで被爆したアオギリの木が残っています。原爆によって焼けてしまった後、必死になって生きようとして盛り上がったあとがあります。
新田小学校のビオトープのそばにも、アオギリの木(被爆したアオギリのアオギリ二世)が植えられているのでぜひ見てください。
平和記念公園をまわったあと、資料館の中を見学しました。これは原爆を落とされた直後に現れた雲の写真です。巨大なキノコのような形をしているので、キノコ雲とよばれました。
原爆が落とされる前の広島市内の様子です。原爆が落とされた後には、このように建物はほとんど破壊され、広島は焼け野原となってしまいました。広島に落とされた原子爆弾「リトルボーイ」の模型です。
これは佐々木貞子さんが作った千羽鶴です。原爆症で苦しみながらも元気になることを願って、毎日一生懸命つるを折り続けました。

『私たちは見てきました。戦争の恐ろしさを悲惨さを!』
『私たちは感じてきました。二度と同じあやまちをおかしてはいけないことを!』
『一人でも多くの友だちや、家族の人にヒロシマで学んだことを伝えていきます!』
『そして普段から友だちの気持ちを受け止めて、思いやりをもった行動をしていきます!』
『自分たちにできる小さな平和を続けていくことが、今も続く戦争を終わらせることにつながると信じています!』

※六年学級通信から引用

実際には、写真と映像をVTRに収録し配信しながら全校児童に報告しました。

 

 

一年生ESDめがねで発見!

10月20日(木)

 

 

修学旅行から帰校 ~平和と向き合う旅 IN 広島~

10月11日(火) 

 先週6日、7日、一泊二日で実施した修学旅行を終え元気にもどってきました。

 コロナ禍で再開した修学旅行、感染防止対策を可能な限り講じながらの旅行でした。

 一日目は、天気にも恵まれ、広島平和公園で充実した平和学習を行うことができました。

 原子爆弾が落とされた広島の地に立ち、平和への願いを込めて全校児童で折った鶴を、原爆の子の像に捧げました。

 語り部の方々に直接お話を聴きながら碑巡りをするなかで、あらためて、平和の尊さを知る旅となりました。

 そして、私たちは平和の担い手として「平和とは何か」について、引き続きしっかり学んでいかなければならないと思いました。

 二日目は、朝から気温が下がり、小雨が降り続くなか、シーカヤックと伝統工芸「川尻筆」づくりを体験しました。

 

修学旅行を終えて一句! *六年学級通信より抜粋

・八月の 悲惨な出来事 繰り返さない その志 得るための旅

・未来には あってはいけない 核兵器 その恐ろしさ かみしめた

・広島で 仲間と共に 知る平和 核兵器ない 世界に向けて

・資料館 心にひびく おそろしさ

・原爆で 命の尊さ 伝え抜く

・千羽づる 祈りを込めて ヒロシマヘ

・みんなで 考える旅 INヒロシマ

・ありがとう 今ある幸せあることに あの日の悲しみ 忘れぬように

・ボランティア 一言の重み 伝わった

国際交流委員会からお知らせ

10月4日(火)

 お昼の放送で、国際交流委員会が、現在、NZフレンドシップ校等と一緒に取り組んでいるESDウィークリーアクションプランの概要を全校児童へ紹介し、「皆で取り組んで行きましょう。」と呼びかけました。

 BGMに続いて児童のアナウンスが流れます 

 

臨時全校朝会 あきらめず挑戦すること

10月3日(月)

 臨時に全校朝会を開催し、教育実習の先生から自身の経験を基に、「あきらめないこと」、「挑戦し続けること」の大切さを話していただきました。

【実習の先生のお話】

 私は、小学校時代、水泳や空手、野球等々のスポーツに挑戦してみたものの、うまくいかない場面で、しんどさや辛さを感じてしま止めてしまうという経験をしました。
 小学校4年生になり、インラインスピードスケートに出会い、好きになり、スクールに通い始めました。
 でも、
 ①どんどん練習がしんどくなっていく
 ②同じチームの友達が、また、同じ年の友達が、全国で一位や二位を獲得していく
 ③年下のチームメイトにも勝てない
 という状況のなか、しんどい、もうやめたい、と思う日々が続きました。
 そんな中、初めて出場した大会、ビギナークラスで一位を獲得することができました。その時、両親が泣きながらよろこび、今までの中で一番誉めてくれたことやチームメイトもよろこんでくれたことを機に、今まで以上に練習に打ち込んでいきました。
 しかし、2回目の大会では最下位、以降も最下位が続き、約四年間、一度も勝つことができませんでした。
 辛くて、悲しくて、自分には才能がないのかと思いはじめ、もうやめてしまおうと思うようになりました。でも諦めませんでした。「絶対、あなたなら勝てる」という両親とチームメイトの励ましの言葉に支えられ努力し続けました。結果、迎えた2018年には全日本選手権優勝 翌年2019年も優勝、日本代表選手として世界選手権への出場を果たしました。今では、色々な国にいきレースに挑んでいます。

 みなさん、努力は、なかなか報われないこともあります。だけど、最後には報われます。だから、しんどい時、辛い時があってもけっして諦めず、挑戦することや、努力することを続けてほしいです。
 

 身近な先生の経験談は、子どもにとり大きな励みや力となります。今回、世界に挑む先生の生き方に触れる良い機会となりました。

 現在、四年生の道徳の時間では、「がむしゃらに」という話から「目標に向けてやりぬく心」について考えています。
*以下四年生学級通信から引用

 お話は、歴代2位の勝利数を収めた元大関である魁皇関の生涯をもとにしたものです。
小さなころから体も大きく、将来を期待されて相撲部屋に入りましたが、つらくて苦しい日々からやめたいと考えるようになり、逃げ出してしまいました。
 その後見つかり相撲部屋に戻りますが、そこでは、アメリカから来た力士のヘンリーが、一生懸命に稽古に取り組んでいました。その様子を見て、「おれは何をやっているんだ。」と、がむしゃらに稽古に打ち込むようになります。
その後、ケガも重なり、周りからは引退という言葉を聞くことも多くなりますが、「まだまだ、自分ならやれる。」と相撲をとり続けました。その結果、大相撲の歴史に残る勝利数をあげることができました。
 授業では、魁皇関の気持ちの変化について考えました。
 はじめは「やめたい。」と逃げ出した魁皇関でしたが、そこからがむしゃらに稽古に打ち込むようになった変化について、子どもたちからは、「アメリカから来て言葉も食事も不安を抱えていたヘンリーが、必死に稽古に取り組んでいるのを見て、負けられないと思った。」「逃げ出した自分が情けない。」「自分自身がくやしい。」「ヘンリーに心を動かされた。」「送り出してくれた家族や地元の人々の期待に応えたい。」などの意見が出されました。また、授業の最後には、目標に向かってがんばることについて考えました。子どもたちは、「一度やると決めたら終わりまで続けること」、「努力すれば達成できる」など、目標に向かって強い意志をもってねばり強くやりぬこうとする気持ちの大切さに気づいていました。

子どもたちの中にも、それぞれの目標に向かって、一生懸命取り組んでいる子どもたちがたくさんいます。まだ、目標が見つかっていない子も自分の目指すものが見つかったときには、自分の弱さに負けず、希望と勇気、強い意志をもって、目標に向けて努力し続けてほしいと思います。