今年度は、3年生の運動場体育、4年生の体育館体育、5年生の体育全般を担当する体育専科の教員が配置されました。体育科は、各教科の中で子どもたちが関わり合う場面が多く、体を動かす教科であることから、体育科が大好きだという子どもたちが多いです。その一方で、器械運動やボール運動が苦手で体育が嫌いだという児童も多いです。やはり、いかに指導者が準備をし、子どもに興味を持たせて運動に親しませるかが大きなポイントとなります。

今回は、4年生の体育館体育を紹介します。

体幹やリズム感、回転感覚、ボールの投げ方、反射感覚等、10歳までに身につけてほしい基本的な運動感覚を楽しみながら、友だちと関わり合いながら取り組める学習が展開されていました。

体育館の中には8個のブースが用意され、子どもたちが8グループに分かれてサーキット形式でブースを回ります。各ブースの説明を聞いている間、子どもたちはやりたくて仕方がない様子でうずうずしながら説明を聞いていました。この時点で子どもの心は体育の学習にスイッチされています。

さあ、いよいよサーキット学習の開始です。

 

ここは、体操棒と雑巾が用意され、雑巾の上に乗る子を体操棒でもう一人の子が引っ張ります。まるで水上スキーです。子どもたちはうまく滑るための雑巾への乗り方や体重のかけ方、引っ張ることで友達の体の重さやどうしたらうまく引っ張れるか、楽しみながらいろいろ学びます。

体育の授業のようす1

ここは、友だちが蹴るフープにうまく両足を入れて止めます。これは、蹴る運動と、動くものに自分の体を合わせる感覚を同時に養います。子どもたちは必死です。ボールをける運動の基本です。

体育の授業のようす2

ここは、助走をつけて大きなマットの手前に用意された円い円に両足で踏切って、大きなマットにダイブします。もちろんいろいろなダイブができます。写真のように回転する児童も多くみられました。跳び箱運動につながる踏み切る力と感覚、体を浮かせる感覚を養います。

体育の授業のようす3

ここは、友だちが左右に動きながら好きなように床に置かれたコーンの位置を置き換えます。その動きに合わせてまねをします。相手の動きに合わせる運動、これもボール運動にはなくてはならない運動感覚です。

体育の授業のようす3

ここは、友だちが滑らせるマーカーを止めます。相手の動きをよく見て反射神経を養います。

体育の授業のようす5

ここは、障害物を足を上げて越えたり、平均台に乗りながら、じゃんけんゲームをします。じゃんけんを楽しみながら足を上げて進む感覚や体幹を養います。

体育の授業のようす6

ここは、体育館の側面上のギャラリーから垂らされた紐に、バトンが紐をすべるように準備されたブースです。上から垂らされた紐を友だちがピンと引っ張り、バトンをやり投げのようにもって、思い切り斜めに滑らせます。

これは、ボールの投げ方が遊びながら身に着く学習です。

体育の授業のようす7

他にもいくつかブースがありますが、授業中、ずっと笑顔で、楽しみながら友だちと協力したり、競い合ったりしながら学習を進めていました。

このような学習を多く積みながら、いろいろなスポーツに出会ってほしいと思います。