であいとつながりをもとめて

 六中の伝統後期につなぐ

 前期生徒会の最後の大きな行事だった体育大会が、大きな盛り上がりをみせてから一週間後の10月6日(金)に、後期生徒会の立会演説会及び選挙が行われました。今回は、四役のポスト6人枠のところを9人の人が積極的に立候補してくれました。よって久しぶりに選挙という形をとりました。演説会では、9人ともしっかり自分の主張をする姿がありました。中でも異口同音のように語っていたのは「先輩の頑張る姿を見て、六中が築いてきた伝統を今度は自分たちがしっかり受け継ぎ、より良い六中を創っていきたいと思いました。」という力強いものでした。

 選挙の結果、後期生徒会新四役には、会長=太田優羽さん(2-3)、副会長=松井瑞恵さん(2-3)・山田知季さん(2-2)、書記=切原凛さん(1-2)・小長陽菜さん(1-1)、会計=佐多優真さん(1-2)の6人が選出されました。

 翌日の7日(土)のオープンスクールの朝に、体育館にて前期四役の退任式と新四役の認証式が行われました。PTAの方々にもその様子を見ていただくことができ、「みんな本当にしっかり話をしているし、聞く態度もいいですね。」と言葉をかけていただきました。

 

前期生徒会四役の退任のあいさつのメッセージを紹介します。

◆ 前期会長を務めていた北野翔です。ぼくは、この半年間、様々な行事などのあいさつなどを中心に活動してきました。仕事が多く、大変な時期   もありましたが、執行部の支えや皆さんが協力してくれたおかげで頑張ることができました。大変だったことを今思い返すと、やりがいを感じます。ぼくは、創立70周年の年に会長を務めることができたことをうれしく、誇りに思っています。前期はもう終わりで、後期は2年生を中心に活動していきます。皆さん、後期も生徒会への協力お願いします。半年間、ありがとうございました。(北野翔)

◆これまで前期副会長をやっていました佐多颯太です。ぼくは、ここにいる松本くんや北野くんのように、みんなの前で発表やあいさつをするというよりかは、どちらかというと盛り上げ役として頑張ってきました。でもぼくが執行部に入ったときは、前に出てしゃべったりするのが苦手でした。でも執行部メンバーと楽しく真面目に活動しているうちに、それが楽しくなっていました。正直、いまも苦手です。たくさんのことを学ぶことができてよかったです。半年間ありがとうございました。(佐多颯太)

◆ 半年間ありがとうございました。この半年間、とても楽しかったです。スローガンづくりから始まり、70周年記念式典や体育大会、それらすべてが、この3年間で最高の思い出で、最高の経験でした。初めは、3年生って何だろう?と悩み迷うことがよくありました。ですが、日に日に自分の成長を感じる機会も増え、周りの支えの大切さを感じることも多くなりました。生徒会活動を経て、ぼくは前に進めたのだと思います。この半年間は間違いなく、ぼくの最も成長できた半年間でした。新四役の皆さんには、自分のやりたいこと、やりたかったことから目を背けないで頑張ってほしいと思っています。これから頑張ってください。(松本拓馬)

◆ 私は、前期生徒会の書記を務めていました松井瑞恵です。私は、半年間書記として活動してきました。何度も失敗などがありましたが、そのおかげでいろいろなことが学べました。私は、後期でも副会長として活動していきます。正直に言ってしまえば、前期のメンバーとこれからも一緒に活動できなくなるのはさびしいです。ですが、前期メンバーと一緒に活動してきた経験を生かし、先輩からのアドバイスも忘れずに、後期も頑張っていきたいと思います。今までありがとうございました。(松井瑞恵)

◆ 前期生徒会四役書記の松浦咲茅です。私は1年半、生徒会執行部を経験してきました。その中でも、最も印象に残っているのは、豊中市中学生シンポジウムに参加し、市内の中学校と意見交流したことと、今年の体育大会で応援合戦を盛り上げるため、みんなで頑張ったことです。今回は、生徒会執行部から外れることになりましたが、学校行事などの様々な場面で貢献できたらいいなと思います。今までありがとうございました。(松浦咲茅)

◆ ぼくは、前期生徒会の会計の瀬戸亮生です。ぼくは、1年では書記、2年では会計として1年間四役として活動してきました。その活動の中で、執行部の先輩方の姿を見て、少しずつ成長できたと思います。初めの頃は、クリーン作戦や三年生を送る会などの行事を行う上でなかなか先輩のように積極的に発言することができませんでした。でも今では、先輩方と意見を交流しあい、体育大会などの行事を盛り上げることができるようになったと思います。今日で、四役としての役目を終えますが、これからも六中をよくしていけるように頑張っていきたいと思います。一年間ありがとうございました。(瀬戸亮生)

 

その後、後期生徒会四役の認証式を行い、代表して太田会長が決意を述べました。

 ◆ おはようございます。後期生徒会長になりました太田優羽です。ぼくは生徒会長になり、責任の重さを感じています。前期には執行部に入り、先輩たちの活動を見ていて、憧れるばかりでした。しかし、これからは自分自身が引っ張っていき、頑張りたいと思います。この六中の良さは、「仲間を大切にできる」ということです。この伝統を引き継ぎ、ここにいる執行部そして生徒のみなさんと共に新しい生徒会を創っていきたいと思いますので、皆さん、ご協力よろしくお願いします。(太田優羽)

 

六中が築き上げてきた「伝統」は、確かに次の世代に引き継がれていっているという実感を強く持つことができた認証式でした。