であいとつながりをもとめて

  授業づくりも「心を一つに」

 6月に入って六中では、公開授業週間といって、それぞれの先生方がお互いの授業を見学し、自分の授業づくりに生かすという取り組みをすすめています。本年度の授業研究テーマは、「生徒一人ひとりの『自己肯定感』を育て、居場所のある授業づくり~「主体的」「対話的」で深い学びのある授業をめざして」としています。そんなテーマにそって、生徒たちが「自分から学ぼうとする姿勢や態度をもつこと」「相手に説明することを通して自分の理解を深めること」を育み、「わかった」「できた」を実感できる授業づくりをめざしています。もちろん授業を創る主体は、あくまでも生徒自身です。だから生徒会スローガンどおり、先生方の思いと生徒一人ひとりの思いが「心を一つに」なった時、いい授業が生まれてくるものだと思います。さて、期末テストはできたでしょうか?

 また5月29日より6月23日までの4週間、教育実習生として六中で活動していました贄さんが、最後の日の生徒会朝礼で生徒たちに向けてあいさつをしてくれました。

今日で教育実習が終わります。皆さんと一緒に過ごせて、たくさんの良いところや個性を知れて、とても勉強になりました。あいさつをすると気持ち良くあいさつをかえしてくれたり、話しかけてくれたので、すぐになじむことができました。本当にありがとうございました。皆さんは、それぞれたくさんの魅力があるので、残りの中学生活も楽しんでがんばってください。素敵な六中生に出会えてよかったです。(贄 明日香)

        

 

 贄さんは、養護教諭(保健室の先生)をめざして勉強をしておられますが、きっとこの六中でもいっぱい学ぶものがあったものと思います。今回の経験を生かしてぜひ頑張って、養護教諭として中学校現場に戻ってきてほしいと思います。4週間ご苦労さまでした。

 

生徒総会では保健委員の仕事の説明で手伝ってくれました。

PTA給食試食会にて

 毎年恒例となっていますPTA給食試食会(PTA保健体育会主催)が6月22日(木)に行われました。学校給食課より3名の方に来ていただき、給食で大事にしていること、栄養バランスのこと、そして本日のメニューの中身等について説明していただきました。

 この日のメニューは、「豚焼肉、エビシューマイ、さつまいもの甘煮、もやしのカレー和え」でした。食べてみるとなかなかおいしいと思うのですが、子どもたちの喫食率は上がっていないのが現状です。聞いてみると、下まで給食を取りに行くのがしんどい、取りに行っている間待っていてくれるとなんか悪いし、あんまりみんな食べてないし等の理由で、なかなか注文しないようです。

 給食課の方々との話の中で、昨年から始めた事業に「学校全員(あるいは学年全員)で食べる日」をつくる取り組み(無料で)があると聞き、ぜひ六中でもやってもらえないかとの声が上がっていました。それにつきましては、今後検討してみたいと思います。

人権協六中校区地区委員会開かれる

 6月23日(金)には、人権教育推進委員協議会(人権協)の六中校区地区委員会が多目的室にて行われました。豊中市人権協では、互いの人権が尊重され誰もが幸せに生きる社会をめざして、人権文化にあふれたまちづくりに取り組んでいます。市内の十八中学校区及び小学校区、そして高校等、70の地区で活動しています。この日は、小学校での他の取り組みと重なってしまったため、少し参加が少なかったですが、集まってきていただいた方で『風の匂い』というDVDを視聴しました。この作品は、「スーパーマーケットで働く青年、歩と正人が主人公です。歩には知的障害がありますが、子どもの頃は共に遊び、共に学ぶ『大切な友だち』でした。しかし、大人になった二人を隔てる健常者と障害者という壁。その壁を作っているのは誰なのか。」を問いかける中身でした。

 見終わった感想では、「本当に心にスーッと入ってくるビデオでした。豊中では、子どものころから共に学ぶ取り組みがあり、それが当たり前と思っていましたが、大人になるにつれ、そうではない場面を感じる時がありました。子どもたちにもぜひ見せたいビデオだと思いました。」等の声をいただきました。人権問題というと難しく考えがちですが、日常の風景の中で少し視点を変えることによって「気づく」ことはたくさんあると思います。また9月には、下記のとおり「現地研修会」も予定しています。(詳細は後日案内)たくさんの方のご参加をお待ちしています。 

阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」

9月14日(木)9時集合  バスにて移動