学校だより3号
であいとつながりをもとめて
楽しかった修学旅行
3年生(71期生)は、5月24日から26日にかけ、長野白馬方面への修学旅行に行ってきました。今回の修学旅行のスローガンを「Plus ultra長野へGO!~さらに向こうへ~」とし、修学旅行を楽しむための5か条として「①個性を受け入れ互いを認め合おう ②仲間との輪を広げ、団結力を深めよう ③思いやりの心を持とう ④ありのままの自分をオープンに! ⑤みんなで青春しよう!」と修学旅行委員を中心に話し合って定めてきました。ただ、旅行中の天気予報では雨マークが軒並みついていたので、不安な思いで臨みました。そして旅行中は確かに雨にあうこともありましたが、2日目の午前を除いては、活動中には雨も上がり晴れ間ものぞく中で取り組むことができました。きっと71期生の強い願いが届いたものだと思います。そしてスローガンを達成しようとの思いで、笑顔いっぱいで頑張る姿もみることができました。目標としていた「大きなトラブルや事故もなく、笑顔で帰ってくること」ができ、71期生にとって楽しい修学旅行になったものだと思います。さて、5か条はどれくらい達成できたでしょうか。それは、一人ひとりの気持ちの中で整理してほしいと思います。
◆1日目
心配していた雨も何とかしのげる様子だったので、梓川SAの広場で昼食をとることができました。そしていよいよ、大岡村でのファームステイのスタートです。入村式では、農家の方から「普段
途中、私たちはいくつかの農家を訪ねていきました。田植えをしている班、トマトや野菜の苗植えをしている班、まき割りをしている班、花の苗植えや水やりをしている班など、農家の方々はいろいろ工夫をしていただき子どもたちに様々な体験をさせていただいていました。どの班のメンバーも生き生きと楽しそうに取り組んでいる姿や困っているメンバーにやさしく声をかける姿が見られました。
◆2日目
退村式では、「いろんな体験をさせてもらい、ここで学んだことは学校に帰ってからも生かしていきたい。」とお礼の言葉を
生徒代表が語ると、農家の方からも、「雨が少し残念だったけど、メニューを変えてまた違う体験ができたのではと思います。学校に帰ってからも、元気に頑張ってください。そしてまた長野に来てください。」との言葉をいただきました。それぞれの農家の方とのふれあいは、子どもたちにもいろいろ感じることがあったと思います。
グのスタートにあわせるかのように、雨が上がり、時折晴れ間もさす中で取り組むことができまし
た。ただし昨日から降っていた雨の影響で、川の水はとても冷たかったようで、ボートから降りてきた子らは、「めっちゃ楽しかった。でも水はめっちゃ冷たかった。」と異口同音に話してくれました。
◆3日目
帰路は名神がリフレッシュ工事のため、新名神を通って帰る予定でしたが、なんと事故渋滞があるとのことで名神を通って帰ることとなり、少し帰る時間が予定より遅くなってしまいました。
体育館で解散式をして、「お土産」をいっぱい持って帰っていきました。
今回の修学旅行は、修学旅行委員を中心にクラスがまとまり、とても楽しいものになったと思います。いろんな活動の中でも、本当に楽しく笑顔で取り組む71期生の姿に出会うことができました。解散式では、「仲間との出会い直しは出来ましたか」と問いました。普段の生活では見えなかった仲間の素晴らしい一面にふれることができていれば大成功だと思います。ただ課題も見えてきました。この場、この状況の下ではどうすればいいかを自分で考えて判断する力がまだまだ弱く、「これくらいいかな」と自分に甘えてしまう場面も多々ありました。そこは一人ひとりがしっかりふり返ってほしいと思います。そして、修学旅行であげた5か条は、厳しい進路の壁と向き合っていくこれからの71期生の集団をつくっていくための大切な視点であると思います。そこを達成することで、「さらに向こうへ」と飛躍が出来るものだと思います。