日本点字技能士協会の三上さんをお招きし、

『見えないって どんなこと』というテーマで、お話をしていただきました。

毎日愛用されている便利グッズを見せながらお話をしてくださいました。

3年生では、ユニバーサルデザインの絵本を

両手の指を使って読まれる様子をテレビに映し出してもらいながら聞きました。

どんな絵が描かれているのか透明な盛り上がるインクでも描かれているので、

目の見えない人でも健常者でも楽しめます。

透明なテープで点字がつけられていて、三上さんは素早く読んでいかれました。

大阪メトロのアナウンスが、上りと下りでアナウンスの声が女性と男性になっていること、

発車音も「ミナミ ミナミ ミナミー」「キタ キタ キタ…」

と聞こえる違うメロディーになっていることなど、

ユーモア満点のお話でした。

子どもたちは、「あぁー なるほどー」「そんな風になっているのかー」

と、三上さんの話にくぎ付けになっていました。

6年生は、3年生の時にお話を一度聞いているので、

今回は、視覚障がい者の誘導(手引き)のしかたについて学びました。

三上さんが、3人の児童を指名され、

斜め前を歩く方法、手を後ろに回して狭いところを歩く方法、

段の前で一旦止まり声をかける方法の3つについてそれぞれ説明し、実際にやってみました。

どの子も初めてとは思えないスムーズな誘導でした。

街で視覚障がいのある方に出会った時には、今回三上さんから教えていただいたことを思い出して、

「お手伝いしましょうか。」と声をかけることができる人になってくれればと思います。