第十四中学校では、以前から『学習目標(めあて)の提示』、「めあてと振り返りの一致」について

特に力を入れて取り組んできました。なぜ、このテーマに取り組んできたかというと、「めあて」を作る中で

教師がその日の授業デザインを意識するようになりますので、授業改善への第一歩と位置付けてきました。

 また、『粘る強さ』を育むためには生徒が授業のゴールを分かっていないと、「ゴールなきマラソン」状態

になってしまい、主体的に取り組むということが難しいと校内での会議で共通認識を図ってきました。

 昨年度は、指導助言の関西大学小柳和喜雄教授より、「めあての六要件」や「めあてと振り返りの関係性」

について、ご助言をいただきました。

 今年度につきましては、関西大学黒上晴夫教授のもと、豊中市版「授業改善ハンドブック」に照らしながら、

自己決定力や自己調整力について『子どもたちが自立した学習者』になるための力として、昨年度から研究している

『思考スキル』を活用して『教科を横断して』学習の基盤となる資質・能力や学びに向かう力を育成していきます。

 昨日の授業では、この視点で授業実践に取り組んでおられる先生がいらっしゃいましたので、校内授業レポートを

作成いたしました。20250423-104222.pdf [ 293 KB pdfファイル]