2024年度から第十四中学校は、豊中市の小中一貫教育事業「学びの根っこ・幹育成プラン」の指定校となっています。

学びの根っこ・幹育成プランの対象となる中学校区は、小中一貫教育の視点を踏まえたカリキュラム・マネジメント及び授業改善の充実に向けた取組み

を行います。各中学校区における義務教育9年間の指導の一貫的・系統的な取組み及び円滑な接続に資する取組みを推進する事業です。

十四中校区では、昨年度小中での連携会議を通年で実施し、また、校区にある三校(第十四中学校、北緑丘小学校、野畑小学校)の教職員が集まり

関西大学より小柳和喜雄教授、黒上晴夫教授をお招きして研修を行うなかで、『校区のめざす子ども像 十五歳の姿』を作成しました。

このフィッシュボーン図では、校区にある三校がめざす子ども像に向けて『考える力』『つながる力』『創り出す力』を育んでいくことを

共通認識して、その力を育むための実現の手段としての授業改善の取り組みを9つの具体的な授業の姿として現しました。

現在、校区三校では、それぞれの学校でこの図に基づいた取り組みを進めているところです。

*フィッシュボーン図:黒上晴夫教授が教育現場での導入を進めるシンキングツール(思考ツール)の一つです。1956年、

                                   化学工学者の石川馨氏が考案した手法で、もともとは製造業で起こる問題の特定と対策手法を

          検討するために作成されました。教育の場では問題や課題の原因を特定し、解決策を検討する

          ために使用されます。