12月5日 テスト最終日 おもいがけない贈り物 ~3年修学旅行7~
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お米が届きました。(写真1) |
白馬 自慢のお米。(写真2) |
12月教室に届きました。(写真3) |
白馬からタイムカプセル!
先週金曜日はテスト最終日でした。各教室に柔らかい日差しが差し込む中、九中生は真剣に鉛筆(シャーペン)を走らせ、テスト問題にとりくんでいました。I saw students having exams in a sunny place.(陽だまりの中、試験を受けている生徒達がいたよ。) 3年生が鉛筆を置き試験を終えた後、お米が届きました。
思いおこせば田植え体験
どうやってお米ができて、私たちのもとに届くのか?お米は種をえらぶところから始まる。よいお米をつくるには、よい種をえらぶそうだ。お米の種「種もみ」は、中身がたっぷりつまった重い粒が、丈夫に成長する強い種と言われている。ここは農家の方におまかせした。 種を消毒し種に水分を吸収させる。ここも農家の方におまかせする。
6月いよいよ「田植え」のシーズンだ。ここを九中3年生にまかせていただいた。農家の方はたぶん田植え機を使って苗を植えるのだが、九中生は機械は使わない。田植えを実感するため手作業で植えた。学びである。目の前に25アールの田んぼがアール。各クラス、田のあぜ道をとおり持ち場に向かう。 田んぼに足を踏み入れたとたん足首まで泥に埋まった。カエル、タニシ、ナメクジ等にきゃー!みんなみんな生きているんだ、友達なんだを体感した。もうカエル!やばい。足がつる。腰がいたい。農家の人マジすごい。”ぬかるみに 悲鳴とどろく 田植えかな” だった。だが端まで苗を植えふり返ると一人2列の苗がきれいに並んでいた。戻り路、土のついた足がここちいい・・・途中から友達と楽しみながら植えた。あれから数ヶ月が経った。
お米が届けばお家で食べる体験
あれから数ヶ月、黄金色の稲穂が垂れるようになると稲刈りの時期だ。世間に新米が出回る頃である。農家の方がコンバインと呼ばれる(棋界・機会・機械)で刈り取りと脱穀をしうすぎりをして、一人2kgのお米を袋に詰めてくれたのが、期末テストの最中に届いた。ここは佐川さんのお仕事である。佐川さんは走る。担当の先生も手伝った(写真1)。総重量約600kgが九中※蔵屋敷に運ばれた。※蔵屋敷とは江戸時代に大名(藩)が年貢米や領内の特産物を販売する ために設置した倉庫である。
3年生は最終日、テストを終えた。終礼前九中※蔵屋敷に向かう。お米が届いたで!「白馬自慢のお米(写真2)」を受け取りに行くのだ(写真左上)。嬉しい!教室に持ち帰った(写真3)。各教室に2kgのお米が約40袋だ。ダンベルがわりに持ち上げてみる。ちょうど良いウェイト。持て、いや待て。お家に持って帰らなくちゃ。
翌日。とある生徒「最初、お米の入った袋を見たときとても驚きました。私たちが植えた稲のお米が届くのは知っていたけれど、こんなにたくさんの量でこんなに立派なお米が届くなんて。家に持って帰って届いたお米を食べました。新米ということもあったのかすごくモチモチして甘かったです。苦労して植えたお米だから美味しく感じるのかもしれません。これからお米を食べる時は当たり前だと思わず、有りがたみを持って食べます。田植えは私にとって貴重な体験でした。」
モチモチと タイムカプセル 白馬米