大型モニター  大型モニター設置中  大型モニター工事中

65インチ大型テレビ用意。(写真1)

 第1号設置は1年5組。(写真2)

設置完了。(写真3)

 15日学校閉庁日ですが九中生の皆さん、朗報です。2学期に向けて8月1日から教室で大きな工事が始まりました。情報委員会がかねてより希望していた大型モニターのテレビが各教室にそれぞれ設置されます。今までは、担当教諭が大きなカートをころころと教室まで運びプロジェクターとつなぎICT等の授業をおこなっていましたが、2学期からは違います。もう一度言いますが大型テレビが九中に来たのです。運用の仕方等はこれから情報委員会で検討します。そして先週すべての教室にテレビが設置されました。大型モニターついた日

 テレビが初めて来た日!

 テレビがお家に来たら皆ときめいた。中学生で言うならさしずめ生まれて初めてスマホを手にした以上に、いやもっと嬉しかった。歴史をひもとくとテレビは1950代後半に家庭に普及したようである。戦後が終わり、日本が“豊かになってゆくぞ”と皆頑張った。映画「三丁目の夕日」でも「テレビが初めて来た」は感動とともに描かれている。テレビが来る。近所の人が集まって、「テレビが来た」と大騒ぎだ。当時のテレビ番組では、力道山が空手チョップで外国人レスラーを倒す!プロレスが人気だった。その後、白黒TVはカラーTVになり、1960年カラー放送開始に伴い発売された松下電器(現パナソニック)製カラーテレビ第1号機の価格はなんと30万円だった。1950年代の"三種の神器"に変わる"3C"こと、クーラー・カー(自動車)と並んで憧れの象徴となった(参考:パナソニックテレビと家電の歴史)。テレビは豊かさの架け橋の象徴だったのだ。

 九中に大型テレビが初めて来た日!

 時は流れて2017の夏、大型テレビが教育の架け橋となる。豊中市教育委員会が動いてくれた。授業に工夫改善を!そのために中学校の普通教室に大型テレビをということで九中に(お椀・お鉢・お盆)が回って来たのだ。8月1日、65インチの大型モニターが各教室に搬入される(写真1)。記念すべき取り付け第1号は1年5組であった(写真2)。情報委員会担当の先生が中心となり設置場所を決める。角度はいいか?高さはどんなもんだい(写真左上)?決まった場所にしっかりと業者の方が4本のネジで固定してくれた(写真)。さぁ、次のクラスへ行こう(写真3)!大型テレビを教育の架け橋にすべく情報委員会が動く。 始業式が始まるまでに「使い方のレクチャーを考えなくちゃー」。カートでころころ

 英語科の先生「今まで何年も教室にスクリーンがあればと思っていましたが、ようやくこの日が来ました。これまでは教室ごとにプロジェクターの入ったカートをコロコロ転がして行き準備・片付けが大変でした。(で、使うのにためらいも少しありました(右写真)。)でももう、その心配はいりません。環境が整いデジタル教材を使うのもかなりハードルが下がったと思います。大型モニターを使うことでデジタル教科書やフラッシュカードなどスムーズな授業運びにつながるはずです。」

  深い学び 大型モニターで 架け橋に