9月30日 全校朝会 ~3つの種をまく!~
9月の全校朝会で3つの種をまきました。種は、まいただけでは大きくなりません。毎日の行動や言葉、水やりのような小さな積み重ねによって芽を出し、少しずつ育っていきます。「人が嫌がることをしない種」「人のよさを見つける種」「人を思いやるイルミの種」。この3つの種を、みんなで大切に育てていきましょう。そして、新田南小学校が今よりもっと優しさと笑顔にあふれた、安心できる学校になってくれることを願っています。
1つ目の種は・・何気ないその行動 大丈夫・・
全校朝会では、豊中警察署生活安全課少年係のスクールサポーターさん吉田から大切なお話をしていただきました【左写真】。はじめに、「悪戯って知っていますか?」という問いかけです。人をからかうことや困らせて面白がること、勝手に物を触ることは悪戯ですが、相手が嫌だと感じたり度が過ぎたりすると、「嫌がらせ」や「悪質行為」になります。さらに重大な場合は犯罪となり、警察に逮捕されたり、高額な弁償を求められたりすることもあります。小学生の皆さんは、してよいことと悪いことの区別ができていると思います。しかし、年齢が上がるほど、自分の行動に対する責任も大きくなります。「悪戯のつもりだった」と言っても、相手を傷つけたり困らせたりした事実は変わりません。自分では軽い気持ちでも、相手にとってはとても嫌なことがあります。だからこそ、「人が嫌がることはしない」「自分がされて嫌なことはしない」という当たり前のことを大切にしてほしいと思います。
また、万引きについても話がありました。万引きは、悪戯ではなく”犯罪”です。お店の人に迷惑をかけるだけでなく、家族を悲しませることにもなります。万引きを繰り返すと悪いことへの抵抗感が薄れ、さらに大きな問題につながる危険があります。正しい行動を心がけてください。
2つ目の種は・・安心できる教室をめざして・・
全校朝会では、公益財団法人人権擁護協力会が発行する低学年向け人権冊子『種をまこう』から、「いっしょに遊ぼう」というお話を紹介しました【左写真】。休み時間におにごっこをしようとみんなを誘っていたとき、走るのが苦手な子が一人でブランコに乗っていました。すると、「あの子を入れると遅いから、おもしろくない」という意見が出ます。周りの子たちはその言葉に流されそうになりますが、一人の子が「入れてもいいんじゃない」と小さな声で話します。その子は以前、自分が一人でいたときにブランコの子に声をかけてもらったことを覚えていたのです。
短いお話ですが子どもたちにも”振り返ってもらいたいな”、と思いました。誰にも得意や不得意があり、それを理解してどう関わっていけるかを考えることが大切です。ひとのマイナス部分ばかり見る子どもや、合わないからと関りをなくしていく子どもたちは、どのような大人になるのでしょうか。いろいろな人と”関わる社会”に出ていく子どもたちの将来がとても心配です。これでは、この先いじめは無くならないし、社会のしくみを学ぶはずの学校はいつまでも安心できる場所とはなりません。ひとのプラスの部分に光を当て、相手を包み込める見方ができる人を増やす。そうすれば学校は元気で安心できる場所に近づいきます。学校にできることには限りがありますが、これからもさまざまな機会を通して、互いを大切にする心や人権の大切さを伝えていきたいと考えています。
3つ目の種は・・今年のイルミネーション”元気”・・ 
今年度は、熊本地震や千葉県をはじめとする関東地方で発生した大雨による水害など、大きな災害が相次ぎました。ニュースや新聞を通して被害の様子を目にするたびに、多くの方々が不安な日々を過ごしていることを感じ、心が痛む一年となりました。被災された方々の中には、今もなお元の生活を取り戻すために懸命に努力されている方がたくさんおられます。そこで、今年の新田南イルミネーションでは、少しでもそのような方々に元気や希望を届けられるような取り組みにしたいと考えています。子どもたち一人ひとりの優しさや思いやりの気持ちが込められた絵やメッセージを募集し、見る人の心が温かくなる、元気なイルミネーションをつくりましょう【左写真】。
児童の皆さんへ 応募用紙は校長室前に用意しています。締切は10月30日(金)です。子どもたちならではの素直な言葉や笑顔あふれる絵には、人を励まし、元気づける大きな力があります。「がんばってください」「みんなが笑顔になりますように」といった応援の言葉や、見た人がほっとするような優しい絵など、どのような作品でも構いません。この機会に、誰かを思いやる気持ちや、自分にできることを考えるきっかけにもなればと思っています。子どもたちの何気ない優しさや温かい心が伝わる作品に出会えることを、今からとても楽しみにしています。
