本日は、「見た目問題を知って、誰もが生きやすい社会を考える」をテーマとして講師に「アルビノ・ドーナツの会」代表 薮本 舞さんにお越しいただきご講演いただきました。

薮本さんは、先天性白皮症(アルビノ)という生まれつきの疾患をお持ちで、講演では、アルビノについて説明・ご自身が学生時代の困惑した話・人間関係でしんどい思いをした経験等についてお話いただきました。藪本さんが自身の悩みを周りに相談できなかったときに、アルビノ・ドーナツの会を通じて気持ちを伝えあうことで自分自身の気持ちを知ることができた。この経験は今のご自身の生き方に大きく影響を与えたとおっしゃっていました。

また、「見た目問題」でご自身が辛い経験をされた中で、この問題はその症状やその人自身が問題ではなく、色々な見た目が受け入れられない社会の問題であるともおっしゃっていました。普段何気なく使っている言葉によって傷ついている人もいるため、一人ひとりがたいせつにされる社会にしていきたいことを伝えられました。講演後の質疑応答でも質問する姿がある等、生徒、教職員にとって貴重な時間となりました