本日は記念すべき第1回目。まず、開講式で教育センターの森所長より「この講座で学んでいってほしいこと」「意欲を持って教員を

めざしてほしい」等の激励が送られました。

第一回目の内容は「クラス開きに使えるゲームやワークショップ」です。

講師は、「ひと結び」の 佐野 岳章(さの たけあき) 先生です。

開講式直後ということで塾生からは緊張感が感じられました。

まず、講師からは「相手に呼んでもらいたい自分のニックネームを決めてください。」という指示がありました。その後、後方のスペースへ移動し、

ゲームを通して、塾生同士みんなの名前を覚えていきます。

じゃんけんゲームでは、ペアでじゃんけんし、あいこになったら相手よりも先にペアの名前を言えたら勝ちです。次に、緑色のボールは右の人の名前

を、赤色のボールは左側の人の名前を、黄色はそれ以外の人の名前を言って相手にボールを渡します。名前を呼ばれた人もそれを繰り返していきま

す。徐々にヒートアップしていき、笑顔や笑い声も聞こえるようになりました。その後も色々なゲームを通してお互いの距離を縮めていきます。

しばらくすると、佐野先生は皆に問いかけました。「全員の名前を言える人いますか?」「・・・はい、言えます!」1人の塾生が全員の名前を答え

ることができました。皆で拍手!その後も他の塾生が続きました。

「A面B面ゲーム」では、全員で手をつないで輪を作ります。4タイプの輪を手を離さずに完成します。

「右手を挙げてそのすき間に入ろう!」とか「順番に続いていこう!」など、すっかり打ち解けた様子で全員で声を掛け合いながらゲームにチャレン

ジし、見事クリアすることができました。

 

手の上でボールを転がすゲームでは、全員の力を合わせて2秒クリアをめざしました。話し合いながら、どうやったらクリアできるか話し合う姿がとても印象的でした。

会場は大変盛り上がり、あっという間に時間が過ぎ去りました。

最後の振り返りでは、表情が描かれたカードから自分の気持ちを選び、気持ちの変化をお互い共有しました。ある塾生は、「講座が始まる前は

険しい表情だったけど、今はこういう表情です。」と笑顔でほっとした表情が描かれたカードを取り上げていました。気持ちの変化を客観的に振り返ることで学びのある時間となったようです。

学校では、毎年緊張しながら子どもたちは新年度を迎えます。

ぜひ今日体感された気持ちの変容を記憶にしまい、将来、学校での集団づくり、子ども理解につなげてもらえればと思います。

次回の第2回は「豊中市を知る」と題して、豊中市の社会科の副読本をとおして市の歴史について学びます。塾生の皆さん、これから共に学んでいきましょう!