マチカネ先生塾 13期生 第1回
本日は令和7年度マチカネ先生塾の開講式と第一回の講座が行われました。
今回は13期生。受講生は21名です。
開講式では、教育センターの松田所長より受講生の皆さんに挨拶がありました。
意欲を持って教師を目指してほしいこと、そのためにも、①失敗を恐れず挑戦してほしいこと、②協働を通じて高め合ってほしいこと、③子ども視点の授業づくりをしてほしいことの3つを伝えられました。
全10回の講座を終えたときに、3つのことについてそれぞれ学びや気づきを深めてほしいです。
続いて、第一回の講座が行われました。
「ひと結び」の佐野 岳章(さの たけあき)先生を講師にお招きし、コミュニケーション養成講座①「クラス開きに使えるゲームやワークショップ」を行いました。
「人との関わりは、まずは相手の名前を覚えることから」ということで、呼ばれたい名前を自分で決めました。
「難しいな…」となかなか決められない人や、「色も迷うよね」という声も聞かれましたが、みんな思い思いの名前を名札に書いていきました。
この後、このとき決めた名前をたくさん言い、たくさん言われることになります。
全員自分の名前を決めたところで、ゲームをたくさん経験していきます。
①名前と好きなお菓子を紹介。ペアの人と名札を交換してその人になりきって他の人とも交流。自分の名前がどんどん変わっていきました。
②自己紹介の後じゃんけん。あいこになったときに先に相手の名前を言えた方が勝ち。
③2グループに分かれ、赤・緑・青のボールを回します。色ごとのルールに従って次々に名前を呼びます。
④全員で円になり、相手の名前を呼んだらその人がいた場所に移動。
初めは緊張している様子の受講生が多かったですが、たくさんの仲間とどんどん関わっていく中で、自然と笑顔が増え、いつの間にかたくさんの名前を覚えていました。
大人でも、子どもでも、自分の名前を呼ばれるとホッと安心すると思います。
笑顔の輪が広がると、居心地の良さが上がると思います。
受講生の皆さんにとって、この日が始業式。
今回の経験を通して、多くの子どもが緊張するであろう始業式で、安心で居心地の良い空間の作り方を考えることができたと思います。
是非、受講生の方が教師として子どもたちの前に立ったとき、学んだことを活かしてほしいです。
次回、第二回の講座は、「豊中を知る」と題して、豊中市の社会科副読本「ゆたかなゆめあるまち豊中」を通して、市の歴史について学びます。
受講生のみなさん、これからも一緒に楽しく学びましょう!