「みんなが大切にされる学校」であるために

 「いじめ」は、特別な子どもが起こすものではありません。どの子どもにも、相手を傷つけてしまう可能性があります。そして、どの学級、どの集団でも起こり得るものです。その背景には、「友だちに認められたい」「仲間外れにされたくない」「自分を強く見せたい」といった気持ちがあります。また、「ただの冗談だった」「遊びのつもりだった」という何気ない言葉や行動が、相手にとっては深い心の傷となってしまうこともあります。だからこそ、本校では、「いじめをしない」ということだけでなく、「お互いを大切にできる関係をつくること」を何より大切にしています。
  学級活動では、「みんなが安心して過ごせる学級とはどんな学級か」をテーマに話し合ったり、「友だちから言われてうれしかった言葉」を紹介し合ったりする活動を行っています。また、「こんなとき、あなたならどうしますか」という身近な場面をもとに、自分や友だちの気持ちを考え、意見を交流する機会を設けています。道徳の授業では、相手の立場に立って考える学習を積み重ねています。友だちとの違いを認め合うこと、一人ひとりのよさに気付くこと、自分の言葉や行動が相手にどのような影響を与えるのかを考えることを大切にしています。また、定期的なアンケートや教育相談を実施し、教職員が子どもたちの様子を共有しながら、小さな変化も見逃さないよう努めています。
 子どもたちには、「自分がされて嫌なことはしない」だけでなく、「困っている友だちに声をかけること」「一人で抱え込まず、先生や大人に相談すること」も伝えています。いじめをなくしていく力は、子どもたち一人ひとりの思いやりと勇気ある行動の中にあるからです。子どもたちが、毎日安心して学び、笑顔で過ごせる学校であるために、学校と家庭が同じ方向を向いて支えていくことが大切です。なお、本校では「刀根山小学校いじめ防止基本方針」を策定し、いじめの未然防止、早期発見・早期対応に組織的に取り組んでいます。保護者の皆様におかれましても、この機会にあらためて学校ホームページに掲載しております基本方針をご確認いただき、学校と家庭が連携して子どもたちを見守っていければと願っております。
学校HP:https://www.toyonaka-osa.ed.jp/cms/toneyama/index.cfm/1,0,36,html

友だちとともに学び合う秋 

市内公開授業研究6年生・3年生
  運動会を終えた子どもたちは、落ち着いて学習に向かう毎日を過ごしています。教室をのぞくと、友だちと考えを伝え合う姿、自分から進んで調べる姿、「なるほど!」と新しい発見に目を輝かせる姿が、あちらこちらで見られます。まさに「学びの秋」。子どもたちの学ぶ力がぐんと伸びる季節を迎えています。
  11月5日には、本校で市内公開授業研究会を開催します。今回は、3年生社会科「お店で働く人々」、6年生社会科「戦国の世の統一」の授業を、市内の先生方に公開します。
  本校では、「児童が学び方を主体的に選びとる授業づくり」を研究テーマとして取り組んでいます。子どもたちは、与えられたことをただ覚えるのではなく、自分で課題を見つけ、必要な情報を集め、整理したり比較したりしながら考えを深めていきます。また、友だちとの対話を通して新たな気づきを得たり、自分の考えを見直したりすることも大切にしています。
  当日の授業でも、子どもたちは資料や情報をもとに考えを整理・分析し、自分なりの考えをまとめていきます。そして最後には、自分たちが学んだことや考えたことを表現し、互いに伝え合う活動へとつなげる予定です。一人ひとりが自分らしい学び方を選びながら、生き生きと学習する姿を見てもらえることを楽しみにしています。
  また、この日は山梨大学の三井一希先生をお招きし、本校の研究テーマに関するご講演をいただきます。子どもたちが主体的に学ぶためには、どのような授業づくりが大切なのかについて学び、教職員自身も研修を深める機会としたいと考えています。
  保護者の皆さまにはご参観いただけませんが、子どもたちが真剣に考え、友だちと学び合いながら成長していく様子を、後日ホームページ等でお伝えする予定です。
  「教えてもらう学び」から「自ら学びをつくる学び」へ。子どもたちは日々の授業の中で、自分の考えをもち、仲間と協力しながら学ぶ力を着実に育んでいます。これからも、一人ひとりの「わかった!」「できた!」「もっと知りたい!」を大切にしながら、子どもたちの学びと成長を支えてまいります。

 日々の学習のようすです。

  友だちとの学び合い、主体的に学ぶ姿、友だちのいいところを見つける掲示など…日々の学校の様子です。

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