6年生 国語

今回は、ディベートの学習でした。

「中高生に制服は必要か?」をお題に、賛成派と反対派に分かれて

その根拠を調べて、発表し合いました。

反対派の根拠として、

 ①男女でスカートとズボンが決まっていて、差別につながるおそれがある

 ②制服は初期費用が高い

 ③私服は1日1回洗濯するが、制服は頻繁に洗濯できない

 ④制服は重い

 ⑤制服は季節に応じた体温調節がしにくい

 ⑥制服だと学校が特定され、トラブルに巻き込まれる恐れがある

と、いろいろ調べた根拠を述べていきました。

一方の賛成派の根拠として、

 ①制服だと、毎日服を選ぶ必要がなく時間もかからない。

 ②貧富の差が目立たないことで、いじめやトラブルにつながらない

という根拠を、賛成派は韓国の同様のアンケート結果やNHKの調査などを元に組み立てていました。

反論タイムでは、反対派が②の貧富の差について、

「初期費用10万円が払えない家庭もある。それなら安い服を買えばよい」

「いじめにつながるというが、友だちと一緒にコーディネートを考えればよい」

「制服で不審者に学校がわかってしまう」

と賛成派の立論に対して反論を述べたことに対して、

賛成派も

「男女ともにスカートとズボンを選べる学校が23%ある」

「3年間で私服をたくさん買うと、結局制服より高くなる」

「洗濯の頻度は、中3の姉をみていると、1週間に1回洗濯しているため毎日洗濯する必要がない」

「犯罪に巻き込まれるというが、防犯ブザーをつけて、いざという時は叫べばよい」

といった反論を述べました。

 

それをうけて更に反対派は

「制服を選べる学校が23%しかないということは、全員が選べるわけではない。

 また、そのような学校に行きたくても成績的に難しい場合もある」

「1週間に1回洗濯するというのは、衛生的に良くないと思う」

「防犯ブザーを鳴らせばよいというが、いざという時は声が出ないのではないか?」

と反論し、

賛成派も

「制服は公立だと4~6万円ほどであり、それほど高くない」

「初期費用10万円は高いというが、私服だと好みの服を買ってしまい、結局制服より高くなる」

といった反論を行いました。

 

最終立論として、

反対派が「安心、安全、きれいで、男女差別もなく、コストが安い」とまとめたのに対し、

賛成派は「費用が高いということは丈夫であるため、何着も買う必要はなく、コストが安い」

と述べました。

 

最後にジャッジを行いました。

今回の勝者は「反対派」としました。

理由として、反対派は賛成派の反論に一つひとつ丁寧に反論していたのに対し、

賛成派は防犯面についての反論が弱かったため、反対派の勝利としました。

 

賛成派も反対派も、短い根拠集めの時間だったにもかかわらず、たくさんの根拠を論立てて述べ、

相手の反論に対してもしっかりとチームで考えて反論できていたのが、とてもよかったです。

もう一歩進められるとしたら、

せっかく根拠集めの際に「これ、デメリットだよね」と相手が根拠としてきそうなものがあった時に、

それに対しての反論を考えておけば、さらにスムーズに主張を論立てていけたのではないかと思います。

 

これからの世の中は、自分の意見を根拠をもって周りの人に説明できることを求められると思います。

小学生のうちから練習を積み重ねていけるといいですね。