学級活動の中で1人1台タブレットを活用している4年生の様子を紹介します。

 この画像は4年生のある学級の「プログラミング係」の活動の様子です。

 この学級では学級活動での話し合いにより、係がつくられ、希望する児童が活動をしています。Scratchを活用して創作したプログラミング作品を、学級の友だちにプレイしてもらったり操作してもらったりしているそうです。複雑なプログラムが組まれていますが、児童自らコードを学んだり、係の中で教え合ったりして活動を続けてきたそうです。この日もプログラミング係の周りに児童が集まり、作品の面白さやいいところを楽しそうに教えてくれました。

 1人1台タブレットを活用した「新しい教室文化」が生まれているのが分かります。

 この画像は4年生のある学級の「新聞係」の活動の様子です。Apple Pagesを使って学級のできごとを紹介する新聞を作成しています。新聞係の児童はアンケート項目を考え、担任教員にMicrosoft Formsでのwebアンケート作成を依頼します。新聞係の児童自ら、Microsoft Teams内のwebアンケートに回答することを、学級の児童にお願いしたそうです。

 さらに新聞係の児童が、Apple Pagesのグラフ作成機能を自ら学んで習得しました。その上でグラフを作成し新聞に載せたそうです。ここまでの一連の活動を、誰かに指示されたり教わったりすることなく、係のメンバーどうしで話し合い、創意工夫しながら作成を進めてきたそうです。

 自ら進んで学んでいることの素晴らしさを伝えると、嬉しそうにPagesで作成した新聞の新作を見せてくれました。

 4年生は1学期からApple Pagesを使って、社会科「ごみレポート」国語科「地域の特産物の紹介」などを作成してきました。4年生の各学級では、教員がPagesの機能を紹介したりサポートしたりせずとも、児童どうしで教え合いながら、レポートや新聞作成ができるようになっています。

 授業で学んだことを発展させて、様々な教科や学級活動等で主体的に活用する4年生の姿が各教室で見られるようになってきました。素晴らしいですね。