刀根山小学校は、豊中市の北部、千里丘陵の北西部に位置する小高い丘の上にある学校です。刀根山地域は、周囲にはマチカネワニや歌枕として有名な待兼山、「万葉集」にも登場する島熊山などがあり、歴史のロマンをかきたてられる地域でもあります。校章にも、周辺から発掘されたトウヨウゾウの牙と古代鏡がデザインされています。

 本校は、昨年度創立五十周年を保護者・地域の方々とともに大いにお祝いし、本年度は百周年に向けた新たな一歩を踏み出すこととなりました。そのような希望に満ちた本校に、今年度から校長として着任いたしました、山地 輝宜(やまじ てるよし)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 昨年度末から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から臨時休業措置がとられ、ついに今年度当初も5月6日まで臨時休業措置は延長されました。それでも4月7日には、新型コロナウイルス感染拡大防止を最大限考慮し、本校は「青空入学式」を運動場で実施しました。可愛い新1年生の入学を暖かい青空の下で保護者の皆様と共にお祝いしました。新2年生から新6年生の始業式も何とか出来るかと期待しましたが、国の緊急事態宣言が出され、初登校日の設定すら目途が立たない状況となっています。

 学校は、子どもたちが集ってこそ活き活きするもの! 子どもたちの様々な学び・出会い・経験ができる学校に一日も早く戻したい! そのような熱い思いを私をはじめ教職員一同は胸に秘め、学校再開の日を心待ちにしています。

  

 さて、今年度当初の児童数は804名。今年度も一人ひとりの子どもたちが楽しく学び、成長できるよう学校は様々な教育活動をすすめていきます。「人権尊重の精神を基盤とし、生きる力を身につけた『明るい子ども』を育成する。」の学校教育目標の下、お互いの立場を認め合い、そして、かかわり合う中で、将来を展望しうる“生きる力”を育むことをめざしています。「明るい子ども」というのは、周りの人たちと協働しながら、たくましく生きていく聡明さをイメージします。本校では学校教育目標の具現化のために、各教科の授業を中心としつつ、学校教育活動全般を通してお互いに認め合い、かかわり合う活動を取り入れることで、学校やクラスが子どもたちにとって、魅力的で安心して過ごせる居場所になるよう日々の教育実践を進めてまいります。

  一日も早い学校再開をめざして、教職員一同力を合わせて頑張って参ります。緊急事態だからこそ学校・家庭・地域の結束はより重要であると考えます。刀根っ子の健やかな成長のために、今年度もどうぞ刀根山小学校へのご支援、ご協力をよろしくお願いします。

 

刀根山小学校長  山 地  輝 宜