刀根山小学校は、豊中市の北部、千里丘陵の北西部に位置する小高い丘の上にある学校です。刀根山地域は、周囲にはマチカネワニや歌枕として有名な待兼山、「万葉集」にも登場する島熊山などがあり、歴史のロマンをかきたてられる地域でもあります。校章にも、周辺から発掘されたトウヨウゾウの牙と古代鏡がデザインされています。

 

 今年度スタート時の児童数は807名。昨年の同時期に比べ30名減ったとはいえ、今年度もいろいろな立場の子どもたちが学校生活を送っています。「人権尊重の精神を基盤とし、生きる力を身につけた『明るい子ども』を育成する。」の学校教育目標の下、お互いの立場を認め合い、そして、かかわり合う中で、将来を展望しうる“生きる力”を育むことをめざしています。「明るい子ども」というのは、周りの人たちと協働しながら、たくましく生きていく聡明さをイメージします。

 本校では学校教育目標の具現化のために、また、次年度から全面実施となる新学習指導要領を見据えて、教科研究と人権教育推進の2面から研究をすすめています。教科研究では昨年度国語科の物語文の読みや表現、外国語活動のコミュニケーションを中心に授業の在り方を研究しました。人権教育では、学校やクラスが子どもたちにとって、安心して過ごせる居場所となるように、お互いの立場を認め合い、そして、かかわり合う「集団づくり」を色々な機会をとらえ実践してまいります。

 

 今年度113名の1年生が入学しました。入学式では、在校生、教職員、地域の方々等いろいろな人たちが1年生の入学を心待ちにしていたこと、また、人だけではなく、刀根山小学校にあるポストや桜、遊具なども、みんな1年生の入学を歓迎していることを伝えました。6年生は「今年は刀根山小学校ができて50周年という記念の年です。みなさんも一緒にお祝いしましょう。」と声をかけてくれました。小学校生活への期待にあふれる1年生の姿が大変まぶしく、新入生を含めすべての子どもたちがこの刀根山小学校で充実した学校生活を送れるよう、私たち教職員も頑張らねば、という思いを強くしました。

 創立50周年を地域の方々も含めみんなでお祝いし、それを契機にさらに素晴らしい学校へと発展していけたらと願います。今年度もどうぞ刀根山小学校へのご支援、ご協力をよろしくお願いします。

刀根山小学校長  藤田 哲也