寺内小だより 3月卒業
■卒業シーズン
聴こえてきます。コロナ禍で大きな声は出せません。
マスク越しにしずかに、そして心をこめて音楽室や体育館から流れてきます。
今年の練習は両手でバレーボールをお腹の前でもって歌います。
こうすると無理なく気負わずに声が出せるそうです。
6年生には、これまでお世話になった人たちのことも振り返りながら、
豊かな気持ちで卒業の日を迎えてほしいと思います。
〝自分を育み、支えてくれた人たちのためにもがんばろう〟このささやかな
感謝の気持ちが、これからの人生にあって、きっと自分自身を成長させる
力強いエネルギーになるものと思います。
見つけることができます。その花芽はすでに夏のうちにできていて、秋にいったん
休眠に入って栄養を蓄え、冬の寒さにさらされて休眠から目覚めるそうです。
この時が、サクラにはとても重要な日になります。厳しい寒さで目覚めた桜の
花芽はこれから気温が上がるにつれて成長し、見事な淡紅色の花を咲かせてくれます。
暖冬だと目が覚めず、春先がどんなに温かくても開花が遅れてしまいます。
この休眠打破を経て桜が開花するように、この先、卒業や進学という人生の分岐点を
迎えるときに、「厳しい寒さという試練を乗り越えてこそ満開の花が咲く」という
ことを信じて、力強く歩みを進めてほしいと思います。
■感染拡大防止に向けた取組みは続けています
しています。図書館では、密を避けるため、大型モニターに絵本を映し出して
読み聞かせをおこない、研究授業も、教職員が1教室に全員が集まらず、数名ずつ
教室を分散してオンラインで繋いで研究会を行うなどの感染拡大防止の対策を
工夫しています。
≪太陽・室内灯の光で菌やウイルスを分解≫
昨年のプールの更衣室・トイレ、北館の一部トイレや
手洗い場に引き続き、消臭作用や抗菌・抗ウィルス
作用のある光触媒のコーティングを、音楽室・図書館・
職員室の机やいす、楽器類や本、ドアノブなど手で触
れるところすべてを、丹念に実施していただきました。
市内の状況と同様に、本校でも感染不安が高まる中、
消毒作業の大きな一助になります。ありがとうございました。